「麻雀の実力をあげる方策」を整理する【更新中】

本記事の目的

麻雀の実力を形作るものを構造化し、
実力向上に必要な方策を一覧化および特定する

前提となる仮説

麻雀の実力は「知識」「思考」「経験」の3つで構成される

「知識」とは

知識≒麻雀戦術、統計データ。

「思考」とは

思考≒「情報整理」「比較」の2つ。
情報整理:盤面情報や視覚情報等から、重要な意味合いを抽出する。
比較:試合中に得る情報と知識をもとに、取りうる選択の優劣を評価する。

「経験」とは

経験=実戦経験。
「知識」「思考」の量と質の向上に作用する。

習熟度により「知識」「思考」「経験」の重要度は異なる

初心者は「麻雀のルール・試合の流れ」の知識を得て、経験し無意識化する
中級者は「麻雀の戦術・セオリー」の知識を得て、経験し無意識化する
それらが進むにつれ、
「知識」「経験」の不足が減り、主な伸びしろが「思考」となる。

NAGAの位置づけ

・改善すべき思考の特定
・不足している戦術知識の充足

「改善すべき思考」とは

誤った思考の原因は、思考をサボろうとする脳の習性、によるものが多い。
対策としては
・思考を無意識化して脳の負担を減らす
・思考をサボりがちな状況を知り意識する

反省局面の思考を言語化し、
「思考の無意識化」「要注意局面の把握」をおこなう

「思考をサボりがちな状況」の傾向と対策

傾向

ある程度形が決まった状況→変化があったにもかかわらず対応しない

手作りが完了した状況→手作り脳から断捨離脳への思考チェンジが必要だが負担が大きいため忘れがち

孤立牌どうしの比較など変化の可能性が多いものの比較
→複数の可能性をシミュレートするのは脳の負担が大きい。
一部のみに注目した、公平でない比較が行われる

意識が自分の手牌に集中していた場合、
場の情報量が多い場合、打速がはやく情報取得が追い付かない場合
→牌の枚数情報を反映しないまま比較されてしまう

特徴的な点棒状況での押し引きやリーチ判断などの展開予測が必要な局面
→理想的または悲観的な変化に意識が集中し、その他の可能性に思考リソースを割けずスルーしてしまう

情報量が多い状況
→検討要素の抜け漏れ
→無意識化された思考の不足により、重要な情報をさばききれない。

対策

経験を増やす。
思考をシンプルにする。和了率・放銃率・自手の高さ・期待順位にフォーカスして考える。


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