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偶然が重なる時、人はそれを運命と呼ぶのだろう

くぴぽというアイドル・グループが好きです。

曲もパフォーマンスもメンバーのキャラクターも活動姿勢等々含めて心にぴったりきて、出会った時のまま変わらない楽しさと常に驚かされる新鮮さが同居している……
そんな印象のグループ。
出会った時のメンバーはプロデューサーであり運営でありレッドのまきちゃんだけなのだけれども好きになった時と先に述べた好きな部分は一貫していると思う。


このnoteのタイトルに偶然が重なる時って書いたわけですがそもそもくぴぽとの出会いは偶然でした。
好きなアイドルさん多数いますが割といつ知っていつ好きになったなんて(記憶力もよくないので)ふわっとしてるのですがくぴぽはハッキリと“いつ好きになったのか”がわかります。

2021年4月24日。
私立くぴぽ学園の配信を観たこと。

まず4月24日という日付は私の姉の誕生日だったりするのですがそれはあまり関係無い。
関係無いけれどこうして振り返る時にネットで検索したりしなくても「あーあれは4月24日だったなあ」ってすぐ思い出せるのは偶然の賜物。

主催LIVEの配信をチケット買って観るなんて偶然じゃないじゃん?って思うかもしれませんが配信観た時点でくぴぽは名前は見たことがある…程度のグループでした。
では何故この日の配信チケットを買ったかというと大好きな2人組アイドル月羽珠(るうず)とプログレッシヴ・アイドル XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム/通称キスエク)が出演したからに他ならないです。
完全に対バン相手目当てでした。
なのでくぴぽのLIVEパフォーマンスを観ることになったのは偶然。

2023年現在、くぴぽの最近のLIVEは配信される事が少なくなってきた印象ありますがコロナ禍を機に多くのグループがLIVE配信をするようになっていった中でもくぴぽは割と配信に熱心なグループだったと思う。
結果論ですがコロナ禍が無かったらくぴぽを知ることもなかったかもしれない。

私は地方、それも沖縄などという空路しか現実的に選択肢がない……午前のLIVE(アイドルのLIVEは11:00開演とか割と多い)なら前乗り必須・午後のLIVEなら泊まり必須な県に在住で、それでもコロナ禍以前は月に1〜3回くらいは飛んで行くタイプのオタクだった訳ですが(今回のnoteとしてはノイズになるけれどコロナ禍中に解散した浅草の昭和歌謡のレビュー劇団のオタクでした)もうこの時期の2年ほどは県外に一歩も出ないどころか自宅と職場とその途中にあるスーパーとコンビニにしか行かない淀んだ毎日を過ごしていました。
なので当時の配信LIVEは誇張無く“精神的な生きる糧“だったことも。
有料・無料色々な配信を観ていた。

コロナ禍でもう二度と会えなくなった好きな人やグループがいた。
逆にこの期間に出会った好きな人達もいっぱいいて…その中でも特別な存在になったのが月羽珠のメンバーでもある中道ひびきさんなのだけど彼女についてはまたいつかしっかり書きたい。

話を戻そう。
2021年4月ともなるとそんな毎日に慣れきってた頃で流し観、ながら観、有料買っても観ないまま視聴期限切れ…そんな事も多くなってた気がする。
対バンだと何かしながら推しだけちゃんと観るとか、アーカイブだと飛ばすとか…そんなことも多々やってしまっていたかもしれない。
あれだけ精神的な生きる糧だったのに…
人間ってあたえられた状況に慣れるものですね。
配信のいいところは色々あるのだけれどアーカイブがほとんどの場合あって同日・同時刻のLIVEも観ることが出来るのもその一つ。
同時に現場だと泣く泣く取捨選択していたものを観ることが出来てしまうことでもあって供給過多になりがちでもあります。
配信のメリットが人間を堕落させたのかもしれません。大袈裟だけれども。

3グループ以上出るLIVEの配信全グループちゃんと観ることは無くなっていたかもしれません。
もったいないお化けが出ますね。
そんな訳で“名前を知っている”くらいの認識のくぴぽをがっつりしっかり観たのはちょっとした偶然があったから。

その日、青山の月観ル君想フにて12:00開演でPeach sugar storyの2周年記念ワンマンが開催されました。
それはPSSにとって大きめな特別な日。
くぴぽ学園に出演する月羽珠の中道ひびきさんはPeach sugar storyの楽曲に編曲で1曲参加することが発表されていてその日がお披露目。
そんな事もあって彼女は盟友の特別な日に駆けつけるスケジュールで動いていました。
西永福から青山(外苑前)まで30分くらいだとしても11:00開演の対バンに出演してから…となると出番終わりでちょこっと並行物販してすぐ移動にならざるを得ないわけで


…せっかく呼んでくれたイベントの主催のステージ観ずに移動することになるのかー…申し訳ない。
そんな気持ちになってせめて私はしっかり視聴しよう、なんならお茶くらい爆投げしようみたいな気持ちで観たわけです。
オタクめんどくさいですね。

そんな感じで観たくぴぽでしたがそれはそれは素晴らしかった。
曲の良さ、振り幅広いけれどグループのキャラクターとして芯が通ってる楽曲群。
LIVEパフォーマンスの思い切りの良さ。
そして今のくぴぽもそうなのだけどメンバーの歌声がいい感じにキャラが立っていてしかも順列組み合わせで相性が良い。
そして飛び道具かと思っていたまきちゃんのコーラスワークの素敵さ。
そんなところに一気に魅了されました。
(そして、あむちに恋した)

MV等と違って配信LIVEはありのままのグループの個性や実力がわかりやすい。
それも配信のいいところの一つかな。

配信のLIVEパフォーマンス一発でくぴぽの虜になったわけですが、間を置かずアルバムがリリースされたり、メンバーの変遷があったり…と色んな意味で見逃せない存在になっていっていつの間にか大切な存在になっていた。
そんな感じです。
運命と呼んでもいいかなって思っています。

くぴぽに出会った頃はまだメンバーじゃなかったちあきちゃん推しになった経緯や、会いに行けなかったあむちにPINKBLESSのAyakaちゃんとして初めてお会いできた事などはいずれまた次回の講釈で。


追記:この経験があったおかげで対バンの配信全部しっかり観るようになりました。
いいものに出会えるチャンス逃したくないですからね。


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