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ホテルローヤルを読んでいる

ホテルローヤルを読んでいるのだ。

なんとなく寄った書店で、秋の終わりだというのに集英社のナツイチの冊子が置いてあった。

そして、そうだ、ここに載ってる本を全部読んでみよう、と思ったのが始まり。早くもその志は挫けつつあるのだけれど。

今は、4つめの短編を読み終えたところ。

ホテルローヤルという名のラブホを舞台に様々な人模様を描いた短編集。

人の肌が触れ合う場所であるだけに、読んでてひっそりとした、誰かの湿っぽくもぬるい体温を感じる。

引き込まれるというよりは、何となくぼうっとしてしまう。

さ、次の短編を読まなくては。

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