タイムスリップして死んだ人を生き返らせることが本当HAPPYENDなのか。

こんにちは!
野々原さやねです。

今日はタイムスリップする映画で死んだ人を生き返らせることが本当に幸せなのか
という普段ずっと疑問に思っていることについて書いていきたいと思います。

自分勝手な意見なんですけど、私はタイムスリップする系の映画を理解するのがめちゃくちゃ苦手です。

決して嫌いとかじゃなく、むしろ結構見るんですけど、どうしても色んな考えが浮かんじゃうんです。

元々ファンタジーなんだからそんなこと気にしたってしょうがなくない?
ってとこまで深く考えこんで上手く整理出来なくなってしまう悪い癖があります。

例えばよくある大切な人が亡くなってしまって
過去に戻って運命を変えて生き返らせる系の映画。

もちろん、私の身の回りの家族や友達が不慮の事故や災害で亡くなってしまったら私も過去に戻ってやり直したいって絶対に思います。

でもそれが1日2日前ならともかく、もし何年も前の話だったらどうでしょう。

もちろん生き返ってほしい気持ちは同じですし、助かる命があるなら助けるべきだとは思います。

でも、こんな言い方はよくないかもしれませんが、

不慮の事故や災害があったが故に、

出会った人達、生まれてきた命も、たくさんあると思うんです。

助けた人数が多ければ多いほど
助けた過去が昔であればあるほど

そうなると、その人たちが生き返ることによって、
大切な人を失う人が出てくるんじゃないかなって
どうしても心配になってしまうんです。

映画の結末は大体

主人公が過去に戻って自分の大切な人に会って、
でも未来から来たとは信じてもらえず、
なんやかんや証明して
災難から逃れて助かる

みたいなのが多いと思うんですけど、
それを自分の中でHAPPYENDと捉えることがどうしてもできないのです。

ものごとには何事も二面性があります。

私が中学1年生のときに聞いた話で、とても心に残っているお話があります。

とある小学校の遠足中

一匹の蝶々か蜘蛛の巣に引っかかっていました。

子供たちは口々に先生に言います。

『蝶々を助けてあげてほしい!』

先生は蜘蛛に引っかかていた蝶々を蜘蛛の巣から助けてあげました。

『よかったー!』

と喜ぶ生徒たち。

と、その時1人の生徒がこう言いました

『蜘蛛さんが可哀想…』

蜘蛛から逃れられた蝶々は一命を取り留めましたが、これによって蜘蛛はご飯を食べられずに餓死する可能性があるのです。

初めてこの話を聞いた時、すごく考えさせられるものがありました。

攻撃する側の方が悪くに見られる世の中ですが、
どちらも悪いことをしているわけでもなく、
結局誰かが傷つくことにはなってします。

二面性の話は命の話に限らずとも、

AさんがBさんの愚痴をたくさんいっていて同情してあげたが、
Bさんの話を聞くと全然内容が違ってむしろ悪いのはAさんだった。

なんてことはよくある話です。

恋愛だって誰かが幸せになれば誰かが涙するものです。

これからの未来の運命を変えるのは自由ですが、

過去を変えるのは果たして本当に正確なのか。

だからこそ思うのです。

タイムスリップして死んだ人を生き返らせることが本当にHAPPYENDなのか。

みなさんはどう思いますか?

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