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「Pretender」長考中!!

そんな訳でOfficial髭男dism様。

最高な耳心地で頭を離れない、歌詞を巡る世界を妄想して今日もグルグルしています。

最初、PVなどを見て浮かんだイメージは、グループで遊んでいた女の子に恋をしたけど、片思い。。。あーあ。ってなイメージでした。どこにでもあるような、誰もが体験するような恋の苦味。相手にとって脇役の自分の寂しさ、どうしようもなさ。スポットライトの当たるあの人を舞台の端から、幕の影から、暗く熱く見つめる自分の眼差しの重さ
。。そんな事を歌ってるのかなーと思ってました。
でもなんか、あれ?おかしい。サビの歌詞で彼は彼女の髪に触ってる。あれ?この人達、付き合ってる?なんなのかしらこの間柄、と改めて歌詞を確認しました。
。。。おやおやどうやら、この人達付き合っているのね。しかも彼女は多分彼のことにあんまり熱心じゃない、と。
ほへー。
好きでその彼女とすでに付き合えてるのになんか違くて、お互い違うと薄々わかってて、最早宿命的な条件だから努力の甲斐もなくて、仕方なくてでも、心の中には愛しさが沸いて胸が疼くよと。
むむむ。がんばりゃいーじゃねーか。とか思うのは私が昭和世代だからなのかしら。女だからなのかしら?
まあまあいいカードじゃないですか?なぜゲームをおりちゃうの?
自分で好きになった人を射止めて、それなのに斜に構えて何しとんじゃい!ムキー!!

と、言いたくなるのはこの歌を聞いてて、垢抜けなくて好きな人から注視してもらえない男子大学生に心が憑依してしまうからなのかしら。

いつだったか、味わったようなみずみずしい心の痛みにギュッとつかまれて歌の中にいる男の子と目が合ったら、多分、こんな事を言うだろう。

君がいつか大人になってあの時した判断が若いが故の未熟な判断だったと思い返して、ああ言えばよかった、とか、こうすればよかったとか、思うかもしれないよ。
好きって言えないなら好きって言えないなりに例えば空が綺麗だったら写真に撮って送ったりしたら、彼女もその空を同じように眺めてて運命感じちゃうかもしれないぜ。
離れかけの手ほどもう一回たぐり寄せて、その指先に触れられた時の感動や喜びは強くて、ガムシロップの一気飲みみたく甘いよ。

もう一度手を伸ばしてみるのはどうだろう?

今ここにいて目の前に彼女がいるなら、かっこつけて虚しくなる前に後悔する前に、ギュッてその手を握ってあげて。グッバイする前に、彼女を綺麗だって思ってる今の君の心の震えを君自身がもっともっと大事に。しても。いいんじゃないかな。。


なんてなんてな。大人ぶって言いたくなるのは、生き生きした感情に心揺さぶられるからなのだと思います。

ではでは。
いつかまたどこかで長考中にお会いしましょう。

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