落ち込み疾風録

疾風録の意味も知らずに書いているよ。皆さんこんばんは。落ち込む日々を忘れた日々のために落ち込みの特徴をここに置いていくね。

毎回新鮮な気持ちで落ち込むので、毎回忘れ、割と同じことしてる私は躁鬱人。今は落ち込んでないけれど、まあ、そのうち落ち込むから、恭平みたいにことばを残せたら、役に立つ事もあるのかなと思って書いています。じゃあ行ってみよう。

落ち込みポイントは、他人です。他人がこんなに愛想よく頑張ってる「私」にネガティブな態度を取った時とてもへこみます。

結構お互いの立場を超えて仲良くなる瞬間が多いです。別のタイミングで会うと、すいっと前の通りの態度をとられたり、紙一重にビジネス対応に戻ると、そのわずかな違いを感じ取ってへこみます。

ただ、そこの所は、元の位置関係に相手が戻りたい時で、そう言う人悪い人じゃない。むしろ優しい人だから、多分私に押し流される時があるんだと思う。正しい位置に戻りたいと、私から引くあの人は悪い人じゃないから嫌いにならないように。

もし、相手が距離を取ろうとしたら、追い縋っちゃいけません。二、三日放っておいていいです。ほっとけないって?大丈夫。そっとしといてあげて。あなたが悪いことしたりしてなくて、そっと離れていく人がいたらあなたが嫌われているんじゃない。相手が望む距離感を探ってる所だからそっとして。大丈夫、あなたは大丈夫悪くない。

ちなみに、その状況で追い縋って相手してくれる人がいたら、あなたを利用しようとしてるやつかもしれない。離れようとしてる人にひざまづいたらいけないよ。こっちはこっちでやりますよってのんびりしてたらいいんだよ。

そうすると、良い人とはいいタイミングがきてまた悪くない新しい関係が築けるし、悪くないタイミングでナイスな言動とか奇跡とかまた起こって上手くいくから。その気持ちいい感じは身体が知ってるから。大丈夫。

余計なこと考えるけど、考えない体に聞くやり方を私は恭平に教えてもらった。お陰ですごく生きるのが楽な日が増えた。ありがとう恭平。

あと、私がしょっちゅうしてる、その一番起きたらいやな妄想、例えば今あった人の挨拶がちょっと冷たくて、嫌われてるかもしれなくて、実は一人ぼっちかもしれなくてもういやだ、ぎゃーどうしよう?もっと明るく、もっと楽しく、相手が喜ぶことを提供しなきゃ、ああする?こうする?それとも、こんな風に。。。ああ、でも嫌われて悪口言われて、1人になって、あんな時に怖い思いをしたらいやだな、もうあの道通るのやめようかしら。。。?あーもーいやだだめだ、おわった!

これな。私は最近気がついたんだけど、自分にとって一番怖いことを妄想してるの。だからすごく怖いの。オーダーメイド恐怖なの。しつこく考え続けられるし、すごく怖いのは、この考えを私が私のために作り出してるからなの。で、怖いの考えて疲れるのがすごく体に心に負担だし、何時間ももったいないの。

私の体はね私が不安な時大抵、そんな奴のことほっとけよ。大丈夫、きっと上手くいくよ。って言っててね。考えるのやめられるとすごく楽になるの。

考えるのがやめられない時は、体に意識を集中させると、すごく軽やかにすごくなんでも知ってて、考えすぎて石みたいなわたしと全然違う豪快闊達なそいつはいつも風のように舞っているの。

こんなに考えすぎて動けない心の私を私自身が残念と思っているのに、体の私はちっとも気にせず正しく今の波に乗ってただ踊ってだけいるの。別にそう言う私のことは嫌いでもなんでもない、答えは、自由は、ここにあるけど、私がする決断も自由。好きにしなさいよって。それはまるで、理想的な親が子を思う親の気持ちよ。私は私の子供にそんな気持ちを持つに至ってないって理解してる。でも体の私は心の私をそう言うふうに思ってる。それは分かる。

不思議なもので。不思議なことで。私、ポルトガルのロカ岬に行ったことあるんだけど、そこはこの世の西の果てって言われてるんだけど、そこに行ったらさ家帰りたいなあって思ったんだよね。そんな気分よ。近くて、遠い。遠くて、近い。私の心と体。

あっ、脱線した、だから、妄想ぐるぐるしちゃう時です。問題なのは。その妄想はあなたがあなたに作ってるギフトです。

まず、私はこの人が離れていくのがこんなに怖いんだな。こうなりたくないんだな。ああ言われたくないんだな。と分析します。何が嫌なのか。どのくらい嫌なのか。どうして嫌なのか。そうすると妄想の気持ちの波から自分が剥がれて、なんかちょっと抜け出せます。そう言う自分研究への静かな探究心が湧きます。それは落ち込みぐるぐるより、ずっとマシです。

それから、頭痛や腹痛。トイレに行きたい、お腹すいた、ちょっと痒いの体の出す波が、心の波長に乗って落ち込むこともあります。トイレに行ったり、痒み止めを塗る。ささくれに絆創膏をはる。ハンドクリームを塗る。体の声を早めに拾います。あとちょっと寝る。そうすると、スッキリ忘れてることも多いです。

何度もぐるぐるがきても、あ、私嫌な気持ちになってる。と一歩引いてみてそのぐるぐるを観察しましょう。メモにとって数値化しておけたらいいかも。多分わすれちゃうし。嫌なこと考えちゃったな、やめよやめよを繰り返してるうち、別の事件が起こってそしたらじきに忘れちゃう。そう言う流れを狙いたいもんですな。

前ね、恭平が言ってたんだけど、自分の書く文章は、自分に向けて書いてるって。私あの時腑に落ちたの。どうして私は私が書いた文章がこんなに好きで才能を感じているのか。外に出すとどってことないのか。その謎が解けたんだよね。ああ、私自分のために書いてるんだなって、わかったんだよね。

私が書くこの文章と、私の心の中で生まれるオーダーメイド恐怖って同じでさ、私自身の心を精緻にがっちりと捉えてて、それでいて普遍性?誰もがこう思うだろうって思ってしまうんだよね。だから外の感覚とは全然思い描いたものと一致しないし、ぐるぐるしちゃう時が一番怖くて疲れるんだなって認識したんだよね。

私の浮き沈みする性格の部分に名前をつけてくれて、坂口恭平さんの言葉を借りてきっと、私は躁鬱人なんだろうと思ってます。

文中に呼び捨ててますが、近くて遠い遠くて近い、でも全くの他人の坂口さんに感謝しています。


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