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5月5日

ちょっと余分に喋りたくない気分だ。

自分の中は空洞、容れ物だとみんなわかっていて、その中に外からやってきた色々なものを暮らしながら詰めて、自分だ。
他人の中身は、何を詰めなから暮らしてきたかわからないから、他人のことを見て他人と思う。
自分以外の別のものと思う。
時にはその他人を(容れ物ごと)また自分の容れ物にいれて、その容れ物ごと指して自分だなぁと思う。
みんなただの容れ物で、何を入れたか全部知っているから、それは自分。
他人は、何を入れたか知らないから自分以外の人。
恋人や親友、家族には自分の中身をこっそり教えあったり、彼らの中に自分やそれにまつわるものが少なからず入っていることを、少なくとも、知っているから、少しだけ他人じゃない。
ほかの他人より、きみの中身をちょっと知っているしわたしと中身を少し分け合ったから、他人じゃない。
中身を全部は知らないから、自分でもないけれど。

昨日はゴールデンウィーク3本目の撮影。

そのあとは、池袋ポポタムで開催中のイケガミヨリユキさんの個展へ行った。

イケガミヨリユキさんの作品はTwitterでなんとなく眺めていただけ、今回もちょっと、なんというか、なんとなく足を運んだのだけれど、原画を見てドキドキしてしまった。
画集を買って帰って、家でみて、前よりずっと、すっかり好きになった。

所謂字の巧い、わたしは字にこなれてると思うのだけれど、字にこなれてる男の人の字を見てドキドキする。

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