9月17日
死に礼を失しず悦く死ぬためにも、生きているときには手も気も抜かずいっぱいに生きていく。
死のためにも生を、生のためにも死を。
なんて掲げるまでもなく生きることはいつでも死ぬ気のようだね。
死ぬ気にならないと生きていくのは難しいと
誰にも教わらないね。
大人はどうにも、そういうことを伝えない。
伝えたところで、正しく理解をできないかもしれないけれど。
のんびり余裕をもって安心だけに生きている人なんて、いるのだろうか。
何事も相対的な話になってしまうね。
ずっと忙しかったから、今はのんびりして感じるな、少し前に比べたらね、ってね。
何だか屍を踏み越えてばかりだ。
自分は屍だろうか。
どこかで誰かに、踏み越えられたのだろうか。
戦は好きではない……自分との争いだけで十分だね。
連絡を返さない。
絶対に許さない。
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