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0328 ライフイズ

毎年この時期悲しいのは、愛聴してるラジオ番組が終わってしまうこと……。
今回特に悲しいのは、宇多丸さんのマイゲームマイライフ、梅原さんと西山さんのひょろっと男子……減ったマイリストの数だけ新しく贔屓の番組を見つけるのは結構大変。
そして声優さんのラジオは超A&Gが多くてなかなか追えない。

発売前から楽しみにしていたライフイズストレンジトゥルーカラーズ。
前作から引き続き作り込まれたこだわりのゲームだった。
評判を聞いて軽い気持ちで始めた前作は、PCゲームライクなカメラと操作性に酔いまくり序盤モタモタしていたが、話が軌道にのるやいなや目が離せなくなる。

印象的なのは、いくら時間が経っても印象的なことだ。
(1やってないけど)ライフイズストレンジは、まるで小学校の頃の思い出のように心に残り続ける。
ある程度誇張されたゲームキャラクターたちの喜怒哀楽はビビットに心に刻まれるけど、ライフイズの物語と人物たちはもっと彩度が低く、いつか忘れてしまいそうな思い出のまま残り続ける。
誰かが誰かと仲良かったこと、あの人に弟がいたのだけはなぜか憶えているとか、街の看板でわけもなく印象深く忘れない1枚、誕生日だけずっと憶えてる名字が思い出せない人、現実の古い思い出のみたいに。

テクニカルなことは求められずゲームしてる感覚は薄めだが、音や背景等の環境作りが徹底していて没入感がものすごい。
リアルに作られていることを逆手にとったここぞという場面の演出も活きていた。
前作の主人公は、逃亡生活になっても変わらない唯一の趣味特技として絵を描くことがあったが、今回の主人公は音楽に縁が深い。
作中でてくる店では現存するさまざまな名盤が自分の手でかけられる。
よくできたオリジナル音源に巧妙に混ぜ込まれてるので、気に入った曲をいちいちサブスク検索するのに難儀した。
シャザム、最近アプリ入れたのに使うの忘れてたな……。

メインストーリーだけ辿るにはわりとシンプルだけど、知ろうと思えば登場人物や隠された流れをどこまでも辿っていける自由度のあるライフイズの面白さ、期待通りの満足感だった。
すごく長いスタッフロールの最後の方にある音楽関係クレジットを何度も見直すのに苦労したので、早送りもっと速くできるようにしてほしかった……。

お昼に蕎麦を茹でて、食後には蕎麦湯を飲んだ。
蕎麦湯、あまり美味しくないなあ……。
六本木のよくランチに行っていた蕎麦屋さん、食後の蕎麦湯が楽しみだったのに。
プロの蕎麦は蕎麦湯まで美味しいんだな……何か調味していたのだろうか。

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