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5月6日 自分が寝ている

スリープマイスターというアプリを使い始めた。就寝前に起動させて自分の睡眠を記録、眠りの浅い気分の良いタイミングでアラームを鳴らしてくれる。短い時間でもよい睡眠や目覚めが得られたらと思って。
機能の中の一つに、寝ている間自分の立てる音……寝言……を録音する機能があって、今のところ寝返りの衣擦れの音や寝息しか録れていないのだけど、起床して確認するのが何だか楽しみ。
寝息しか録れていなくても、改めて寝ている間の自分のことは何もわからないと実感して不思議な感覚だ。
最たるものがきっと夢遊病と呼ばれるものだと思うけど、自分の寝息を聞くことは、見ているはずのない現実を追体験するようで、小説やミステリー映画みたいだ。
気味の悪さが新鮮で心地よい。
寝言、早く言わないかな……。
それにしてもいびきをかいていなくて安心したことと、ホラーゲームの実況ばかり見てるせいか、霊的な音が記録されていないか再生ボタンを押すたび緊張が走る。
たまにキュリキュリいっているのは多分歯軋りで、霊的なものではない……のかな。

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