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国際結婚 アメリカ人夫の日本語

アメリカに移住して、もうすぐで6ヶ月になる。
私と暮らし始めて、夫の日本語のボキャブラリーが増えてきた。

日本語のよいところは、普段の会話では単語だけでも適度に話ができるところかもしれない。

主語がなくても、
助詞がなくても、
動詞がなくったって、
言いたいことが伝わる。

私たち日本人は文化的に相手の言いたいことを汲み取る才能を自然に身につけている。察する文化ゆえ、至って自然にやっている。

夫は日本語を楽しんで使ってる。
So much!を付け足したり、英語を絡ませて使うこともある。
自分の名前も「ちゃん」付けで呼ばれるのが好きらしい。

ということで、
本日現在の 夫の日本語一覧 公開します。

いただきます
ごちそうさま

ラーメン
すし
さしみ
だしまきたまご
おやこどん
はらはちぶ
おいしい

ありがとう
どういたしまして
おはよう
こんにちは
はい、どうぞ

ののこちゃん
ジムちゃん(仮名:夫の名前)
だいすき
かわいい
いたい
さむい
あつい

おおたにしょうへい

かぶき
すもう
かなざわ
のと
おんせん

え?
あ!

好きな言葉は、「はらはちぶ」
腹八分目だよと言ったけど、夫から見せられた英語の記事には「腹八分」で説明されていた。


「はらはちぶ」を知った日は、運命的な日だったらしく、コンセプトばかりでなく音も気に入ったようだった。

朝から夜まで一日中、発音、発声練習だった。

歩きながら、
はら はちぶ!
はら はちぶ!

食べながら、
はら はちぶ!
はら はちぶ!

振り返って、ドヤ顔で、
はら はちぶぅぅぅぅぅっ!・・・

だから、わかったって。
チューしたいのか、練習してるのか、「う」の形はわかんないよ〜

でね、

昨日は「あつい(暑い)」をおしえたら、即効作ったのが、これ。
「ののこちゃん さむい!ジムちゃん あつい!」

寝室を行ったり来たりしながら、
「ののこちゃん さむい!ジムちゃん あつい!」
「ののこちゃん さむい!ジムちゃん あつい!」

すでに布団に入ってる私の横に座って、
「ののこちゃん さむい!ジムちゃん あつい!」
「ののこちゃん さむい!ジムちゃん あつい!」・・・これも、ずっと。

だからエアコンの温度下げってってば。21度は寒いのよ。
骨皮ののこ には寒いんだって・・・

というか、そもそもこの願いは通じない。

と思いながらも笑った。夫が可愛すぎて笑った。
すごい!うまいな。

そして、いつも思うことがある。

外国人が話す日本語は、なんでこんなに可愛いと感じるんだろう。何だろうな・・・

私の母国語に興味を持ってくれてありがとうと思うのと同時に、言葉を覚えたての子どもたちに接しているような、なんともいえない愛おしさが出てくる。

来年か再来年か、日本に帰省するときは、話せるとさらに楽しくなるね。
日本の人は優しいから、きっと「おぉ〜!」とか言って、肩でも叩いて、褒めてくれるよ。

なんなら、お酒一杯もらえるかも。

で、次は、これを夫に伝えよう。

日本語ではね、
「ね!」って言われたら、
「うん!」と言うんだよ。

これだ!

腹黒ののこ 下心ありあり。

くだらない記事を最後までお読みくださって、ありがとうございます。


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