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金色ラブリッチェのすゝめ

お願いします。
金色ラブリッチェをやってください。

対応機種

まずはこれ書いとかないと「俺Switchしか持ってねぇからな~w」って人とか本文見ずに帰るでしょ。
安心してください。Nintendo Switchでもできます。

PCはもちろん、PS4、PSVita、Nintendo Switch、iOS、Androidに対応しています。福利厚生がしっかりしているね。
PCのSteam版が安いからおすすめだよ。バグがあるけど。(R-18シーンが存在するのはPC版のみ。Steam版は別途パッチを当てることでR-18化。)

(金色ラブリッチェ擦りすぎ問題)

自分、コトある毎にこの名前出してる気がする。
たぶん雛鳥が最初に見たものを親だと思い込む習性みたいなもん。
そう、刷り込みです。

だから生涯で最も泣いたエロゲーは金色ラブリッチェだし、最も面白いマンガは実は私は…になる。広辞苑にもそう書かれている。

僕は「物事を客観的に見る」ということにおいてウンコオブウンコなので、以下に書いてあることは全部「金色ラブリッチェは最高なんだ!」という色眼鏡がかかっています。最悪だね。それを理解して読んでね。

そもそも金色ラブリッチェってなんだよ

『金色ラブリッチェ』(きんいろラブリッチェ)は、SAGA PLANETSによって開発され、株式会社ビジュアルアーツから2017年12月22日に発売された[2]18禁恋愛アドベンチャーゲームである[3]。略称は『金恋』。

いや、ひとことで言うとエロゲーなんですけどね。

正直、抜くためにやるゲームじゃない。
抜くなとは言ってないから抜きたい奴は抜いてくれ

エロゲー批評空間の「おかずに使える状況」グラフを見てほしいんですが、

個人的には「あまり使えなかった」に投票するかなぁ

とても抜くためにやるゲームのグラフじゃないでしょ。
「それなりに使えた」「あまり使えなかった」「まったく使えなかった」で約8割を占めています。

じゃあ、何のためにやるのか?

僧間理亜で感情をグチャグチャにするためです。
ちなみに僧間理亜は本記事の一番上にいる女の子ね。

金色ラブリッチェの登場人物

さて、金色ラブリッチェには4人の金髪ヒロインが登場します。
多様性が叫ばれるこのご時世において、だいぶ攻めてますね。
世が世なら炎上してますよ。

体験版のタイトル画面。マジでパツキンしかいねぇ

左から、

  • 妃 玲奈(きさき れいな)

  • エロイナ・ディ・カバリェロ・イスタ

  • シルヴィア・ル・クルスクラウン・ソルティレージュ・シスア

  • 僧間 理亜(そうま りあ)

です。長いわ。なろう系モブの呪文詠唱か。

この他にもサブヒロインとして栗生 茜(くりゅう あかね)、カミナル・ル・プルテア・ソルティレージュ・シスア、城ケ崎 絢華(じょうがさき あやか)が登場します。この子たちは金髪じゃないよ。

金色ラブリッチェの良さ

で、このゲームは何がいいかというと、やはりシナリオです。
もう少し詳しく言うと、僧間理亜というキャラクターと、それを取り巻くシナリオです。

前半はキャラゲー、後半は泣きゲー。そういう作品。

シナリオの推奨プレイ順もある程度存在しています。
その通りやれば伏線とか話の流れ的にキレイにまとまるなぁってくらいのモノですが、これからプレイする人向けに言うと、
「玲奈」or「茜」or「エロイナ」>「シルヴィア」>「追加分」
って流れが一番おすすめです。

このゲームのシナリオの評価はちゃんと形として現れていて、各年の萌えゲーの頂点を決める「萌えゲーアワード」(萌えゲー界のアカデミー賞みたいなもん)では、2017年度に準大賞シナリオ賞金賞を受賞しています。

萌えゲーアワード2017より

ちなみに2017年大賞はノラとと2でした。そりゃ勝てん。

萌えゲーって、まぁ下世話な言い方をするとヒロインとイチャイチャすることは不可避なので、そのためのシナリオ展開として「共通ルート」>「個別ルート」という派生を取ります。

共通ルートというのは、その作品の世界観であったり、各登場キャラクターの立ち位置や性格、魅力をプレイヤーに提示するためのシーンで、個別ルートというのは、そこから各ヒロインへ焦点を変え、より掘り下げたヒロインとの展開をプレイヤーへ呈示するためのシーンになっています。

この形態を取ると、往々にしてとある問題が発生します。
個別よりも共通の方が面白い問題です。
(共通の方が好き勝手にキャラクターを組み合わせてシナリオ展開できるから、書きたいもの書きやすいっていうのもあるんだけど)

これ、プレイヤーのやる気が時間経過に伴って減少していくのが原因になっている側面もあるので、一概に個別ルートのシナリオが悪いとかそういう話で片づけることはできないんですが、ヒロイン複数人、それぞれ別の展開を辿らなければならないとなった時に、各シナリオ間での魅力的格差はどうしても発生します。

正直に言うと、金色ラブリッチェもこの例に漏れず、シナリオ間の格差は存在します(個人的な感想ですが)。一部ヒロインのシナリオよりも共通ルートのシナリオの方が面白かったなぁ、みたいなのが感じられました。

それを補って有り余るほど、僧間理亜というキャラとそのシナリオが良い。

僕は嗚咽を漏らしながら泣いたんですが、読後感の満足度というか、このゲーム買ってよかったなぁって気持ちはヒシヒシとありました。

多くを語るとネタバレになってしまって、この記事を読んで金色ラブリッチェをプレイせざるを得なくなってしまうであろう諸兄に申し訳ないので本質的なところは全く語らないんですが、本当に泣けます。

多くの萌えゲーは選択肢の分岐によってどのヒロインのシナリオへ派生するかを管理する必要があるんですが、この金色ラブリッチェは親切な設計をしていて、共通ルートは共通ルートでスパン!と終わります。その後、各ヒロインのアイコンが出てくるので、自分のやりたいシナリオを自由に選ぶ形式になっています。

いや、本当に親切。フラグ管理も嫌いじゃないんですけど、煩わしさは格段に減っています。
聞いてるか、ゆずソフト。まどそふと。

キャラクターボイスも良い

CVもめちゃくちゃいい。サブヒロインも含め、全員ハマり役です。
ここら辺は詳しく語っても仕方ないので割愛。
語って共感を得られるのエロゲーオタクだけだろうし。

音楽も良い

主題歌
  オープニングテーマ『Golden Mission』
  歌 - 佐咲紗花
  作詞 - うらん
  作曲・編曲 - 菊田大介
エンディングテーマ『shining! our life』
  作詞・歌 - 柚子乃
  作曲・編曲 - 高瀬一矢
  ギター - 尾崎武士
グランドエンディングテーマ『あの輝きを忘れない』
  歌 - 茶太
  作詞・作曲・編曲 - 樋口秀樹
  ギター - GT-ORANGE

菊田大介さんはElements Garden所属、高瀬一矢さんはI've所属です。
そりゃすごいじゃろうて。名うてのメンツ勢ぞろいやないか。
ここも多くを語ってもエロゲーオタクにばっかり刺さりそうなんですが、気が向いたらElements GardenとかI'veとかで検索してディスコグラフィ見てください。知ってる作品に楽曲提供してることが割とあります。

書きたいことなくなった

これ以上書くことないかも。ネタバレを避けながら文章書くのって難しい。

ではでは。






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