イライラから遠ざかれ

みなさん、イライラしてますか。
ぼくはしています。シンフォギア3の最終決戦に4回連続勝てなかったので。

この記事を書くにあたって

先日、TVで「コンビニ店員の愚痴特集!」みたいな感じの番組をやっていました。あまりにアホくさくて説明する気にもならないので、内容は想像にお任せします。
この番組に関しての感想は「そんなこと、放送すな~~~~~!!!」これに尽きます。いらんでしょ、他人のイライラ。
会社の上司とか、家族とか、切っても切り離せない環境に準拠するイライラはまた別の話で、そこは本当にうまく付き合ってもらうしかないんですが、メディアだSNSだに踊らされるようなイライラは今すぐに断ち切ったほうが身のためです。わざわざイライラを垂れ流すようなものは忌避しましょう。
僕はこういう頼んでもないのに不快な情報を押し付けてくる現象を「イライラのおすそわけ」と呼んでいます。
この「イライラのおすそわけ」についての話になります。

ヤフコメという肥溜め

ヤフコメに限った話ではないんですが。人間が匿名で書き込めるところは全部そうです。どの界隈にもいます。初っ端から喧嘩腰の奴は。
匿名性を楯に好き放題言って、ちっぽけな自尊心を満たすせせこましい奴がそこらじゅうにゴロゴロ転がっています。
「人が一番残酷になるのは、自分に正義があると思っているときだ」とはよく言ったもので、正論なら何を言ってもいいと思っている奴であふれかえっている場所がヤフコメです。
で、何故かそれをわざわざ覗きに行ってグチグチ言う奴もいます。
中には肥溜めの住人とレスバトルすることを生業(※皮肉)としている奴もいます。悲しいことに。
意味が分かりませんね。自分から「イライラのおすそわけ」を貰いに行ってるわけです。

あなたもやっていませんか?
その明日になれば忘れているかもしれない情報を得るためにイライラしていては元も子もないと思いませんか?

怒りの感情って、摂取までのスピードと満足感においてコスパが優れているらしいですね(昔どこかで読んだ覚えがあるがソースはない)。怒るのって気持ちいいんですよ。自分が正論側なら特に。
だからわざわざ不平不満を並べにいく輩が絶えないと思っていて、これがゲームならイライラの先に達成感が待っていたりするので一概に不必要とは言えないんですが、ヤフコメで得られるものなんてありません。皆無。
イラッとして終わりです。不毛とかいうレベルじゃないでしょ。
ここではわかりやすい例としてヤフコメを上げていますが、SNSではどこも同じです。今一度立ち返って、不必要なイライラを貰いにいってないかどうか考えてみるのもいいと思います。

アンガーマネジメントをする

近年、「アンガーマネジメント」なる言葉が一般的になりましたね。
知らない方に説明すると、怒りの感情と上手に付き合っていくことを目的とした心理トレーニングをこう称します。なにも御仏のように寛大な心であれとは言っていないので、何事にもけっして怒らない、というのはちょっと違います。それは単なる我慢ですね。

で、これを達成するためには「怒る必要のあるもの」/「怒る必要のないもの」について分別をつけなければいけないワケですが。
ネット上で怒る必要のあるものって、せいぜい自分が標的になった事実無根の炎上くらいでしょう。それ以外、少なくともあなた自身に起こっていないことについて怒りを覚える必要はありません。というか反応もしなくていいものが大半を占めています。
あなたが怒ったところでどうにもならないことがほとんどだからです。

情報の取捨選択をする

イライラを経てまで本当に必要なのかどうか考えてから情報を得ましょう。
最近のメディアはインプレッション稼ぎのために誇張したタイトルを付けることがもはや一般的になりつつあります。
あなたが想像している数倍その記事はしょぼいので、タイトルにつられる前に「この記事読んでも明日には忘れてそうだけどな……」と考えるようにしてください。

政治的な偏向思想もそう。芸能人の不祥事もそう。YouTuberの不祥事もそう。SNSのカス共もそう。その情報で感情を乱され、不必要なイライラを抱えるくらいなら「この情報は本当に必要か?」と精査するフェーズを挟むほうがよほど建設的です。有名って、思ってるよりも大したステータスではないですからね。

さいごに

不必要な怒りを持ってもいいことはありません。その道を突き詰めた先に待っているのは肥溜めで感情の起伏欲求を満たすクソ野郎です。うんこ塗れになりたいならやってください。
そんなもんにうつつを抜かすなら犬・猫の動画でも見ててください。
僕はパチンコに行きます。

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