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ブロンプトンの防錆対策と塗装の手入れ

最近、ブロンプトンの防錆対策と塗装の手入れを見直してみました。


避けていたクロモリのブロンプトンを購入

ブロンプトンを購入する以前はずっと鉄、クロモリのフレームは錆びるのが嫌で避けていました。欲しかったブロンプトンはクロモリだったので、仕方なく購入した感じでした。しかし、その後はバイクフライデー、SURLYとクロモリフレームの自転車を購入しました。いつかはチタンと思っていましたが、破損したときなどの溶接しやすさや、金属疲労、寿命なども考慮してクロモリフレームの自転車を購入することになりました。

ブロンプトンの構造とサビ対策

ブロンプトンを購入したとき、やっぱり、錆(サビ)がすごく気になっていました。ブロンプトンはメインフレームの折りたたみ部から内部が覗けるのと、リアフレームも両端が開いた筒状になっているため、内部を覗けます。
現在はどうかわかりませんが、私が最初に購入した頃には新車でも内部が錆びているものがあったようです。

メインフレーム
リアフレーム
リアフレーム

防錆・潤滑剤(CRC 5-56 等)

上記のようなフレーム構造なので、ブロンプトンはサビ対策が行いやすいと思います。これまで、CRC 5-56 をフレーム内部に吹き付けてました。吹き付けたあとは各フレームを立てるようにして、下にウエスやペーパータオルを敷いて、垂れてくる液剤を吸い取らせていました。
シートポストについては多少滑ることを覚悟して、CRC 5-56 を吹き付けて拭き取っていました。シートチューブについてはなにもしていませんでしたが、雨の日の走行の後などは外して乾かした方がいいのかもしれません。
CRC 5-56 は自転車やオートバイなどいろいろ使いますが、シーカヤックをやるようになってからは、マリン用の CRC 6-66 を使うようになりました。
CRC 5-56 の防錆の効力がどれくらい続くかわかりませんが、定期的に(実際は気になったときに)この防錆対策をやっていました。しかし、最近しばらくやっていなかったことに気がつきました。最近はフレームにツールを入れるようになったので、メインフレームは乾いた状態を維持できること、できるだけ長持ちする処置方法はないかと探してみました。

防錆スプレー

CRC 6-66 と 長期防錆スプレー

CRC 長期防錆スプレー

以前、防犯用に購入したチェーンの防錆対策に CRC 長期防錆スプレー という製品を購入しました。これは、乾いた後もベタベタするため防犯用チェーンには合いませんでした。「長期」ということなので、フレーム内部に物を入れたりするのでなければ、いいかもしれません。

錆を予防919

これは試したことがないのですが、上塗り塗料の下塗り剤として使用できるということで、なかなかよさそうです。
後述のNAGRを試してみたかったので、今回は購入を見送りました。

NAGR-DRY / NAGR-WAX

NAGR-DRY (オイルフリー・乾性・気化防錆剤)と NAGR-WAX (屋外用長期防錆剤)を購入してみました。
NAGR-DRY は、オイルフリー・乾性・気化防錆剤ということで、吹き付けた直後は濡れてテカテカした感じですが、乾くと何も塗っていないような見た目と感触です。
NAGR-WAX は、屋外用長期防錆剤ということで、乾いた後はベトつくというほどではありませんが、なにかしっとりコーティングされている感触です。
まだブロンプトンには使っていなのですが、リアフレームには NAGR-WAX を、メインフレームには NAGR-DRY を使うのがいいかなと考えています。
シートポストやシートチューブについても NAGR-DRY はいいかもしれません。

NAGR-DRY と NAGR-WAX
NAGR-DRY と NAGR-WAX

ローラッカーの手入れ

私のローラッカー(RAW LACQUER) はツヤなしのカラーですが、RAW カラーは錆びやすいという記事を読んだり、サビだらけの RAW カラーの BROMPTON の写真を見て心配になってきました。これまでは気がついたときというか、気が向いたときにカーワックスを塗っていましたが、WAKO'S のバリアスコートを使ってみました。
これまで問題なかったので効果はわかりませんが、スプレーなので塗り漏れもなく塗ることができる点もいいと思います。

WAKO'S バリアスコート

写真ではテカってますが、実際はマットな感じを保っています。

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