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蛙化現象はなぜ起こるのか

蛙化現象という言葉を知っていますか?

蛙化現象とは、片想い中は相手の事が気になって気になって仕方がなく、長所ばかりが目について本当に好きなのに、相手が振り向いてくれたり自分に好意を持ってくれた途端、一気に冷めたり興味が無くなったり、気持ち悪くなってしまう現象のことです。

今回は、蛙化現象はなぜ起こるのか、そしてどうすればその現象に陥らずに済むのかをお話します。既に私の過去の投稿を読んでくださった方なら、もうわかるかもしれません。

まず、蛙化現象が起こる原因ですが、これはあなたの気持ちが「恋」ではなく「エゴ」である可能性が高いです。「相手に自分の事を好きになってもらいたい」という恋の気持ちではなく、「自分の好きな気持ちを相手にわかってもらいたい」というエゴだからです。だから、どんどんアピールするし、好きな気持ちは止まらない。でも、自分の気持ちを相手に押し付けて満足しているので、相手が振り向いた途端、もうどうでも良くなるのです。

では、どうすれば蛙化現象に陥らずに済むのかですが、まず、恋愛のゴールを決めないことです。「両想いになったらゴール」「付き合う事になったらゴール」あるいは「結婚したらゴール」。どこかでそのように思っていませんか?本当は、付き合い始めてから、結婚してからが二人の恋愛のスタートなのではないでしょうか。お互いの新たな一面を常に探し、素敵な事を共有し、時には価値観をぶつけ合って二人の関係を築き上げていく事は、何よりも面白く楽しく幸せです。恋愛にゴールはありません。

次に、自己肯定感を高めることです。相手が振り向いてくれた途端に冷めてしまうのは、どこかで「自分みたいなダメな人間には、あの人は釣り合わない」と思っているのかもしれません。だから、その先の関係になる事を恐れ、興味が無くなったと、無意識のうちに避けているのです。自分に自信が持てていれば、大好きな相手と両想いになれる事を心から喜ぶことが出来るでしょう。

今回は、蛙化現象についてお話しました。心理学の視点からもっと別のアプローチもきっとできると思いますが、私の考える蛙化現象撃退法を、ご参考になさってくだされば幸いです。

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