時間限定秘密基地

授業の課題で詩を書いたら、それがとりあげられて、初めて自分の詩に感想が届くという経験をした。嬉しかった。

何者でもない私の作品に誰かが心を動かされていて、そして私もまた、プリントにちりばめられた詩の数々からちからをもらった。

単純な人間なので、みんなに褒められて私の「時間限定秘密基地」は輝きを増したように思えた。
そんな私の大切な煌めきを、ここにひっそり放っておこう

---

『時間限定秘密基地』

みんなが授業で、私空きコマ
秘密基地で過ごす時間
窓の外には煉瓦の壁と
静かに揺れる葉っぱたち
微かに聞こえるオルガンと
私がページを捲る音
ここは私の秘密基地
ところがある日の昼休み
偶然通った秘密基地
知らない人に溢れてて
私の知らない場所だった
いつもの時間に尋ねれば
やっぱり私の秘密基地
時間限定秘密基地

---

私のInstagramを知っているあなたへ
2021.5.8の1枚目が、わたしの秘密基地からみえる景色です。
素敵でしょ！