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詩 ちきゅうのいろ 

ちきゅうのいろ 


それは夜に聴く瞑想のリズム


あの人が見上げる空に

流れ星が 流れないかと

おかしな期待をしながら

今夜も見上げる


あ、月がきれい


それだけで、もうよかった

地球は美しい星だと思った


ちきゅうのいろ


それは涙のいろ


わたしたちは様々に涙を流すが

それはどれもうつくしい色

たぶん、地球というおおきなコップに

たまってる源


そこに樹が生えると

根っこが伸びて、海の中の樹になる

わたしたちはそんな海の樹


ちきゅうのいろ


それは色とりどりのコート

沢山の色のカバン

明日食べる予定のパンとか

聴きたいと思っていた音楽


スマホにつめこんで

出かけるときの、靴の音

カツン コツンと

鞄の中で たくさんの音がする


道なりに咲いていた花に

思わず足を止めて

パシャリ 写真を撮る

それだけのことなんだけど

ちょっと嬉しくなる


ちきゅうのいろ


眠る前に 命を思う

眠る前に 生命を思う

目をつむって 眠る前に

赤んぼうになった 私を思う


恐怖で立ちすくんで

不安に襲われて

今夜も眠れない私を


空は教えてくれる

宇宙の星星と、私は同じだと

どの星も空に包まれて

不安も迷いもなく

光を放っているよ と


私は流れ星を 期待してしまうのだけれど


それが星星との違いなのかしら


ちきゅうのいろ


数え切れない


今日もいろんないろ


ーーー

瞑想しながら浮かんだ詩を書いてみました

この詩を、ポエトリーリーディングしてみようと思います
(ってさっき、思いついたので)

できたらまたのせますね☘️

kasumi

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