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むき出しを読んでも刺さらなかったファンの話。

推しが本を出した。長年の夢であった本の出版。嬉しかった。彼の本を読むのが怖かったけど、彼自身が嬉しそうな顔を見て、こちらまで嬉しかった。だから当日に買った。

最初の幼少期の暴力振るわれるシーンが、親に叩かれた過去があるので胸が痛かった。

でも貧困を理由としても結局不良が更生した話にしか感じなかった。なんでだろうみんなみたいに感動できなかっただろう。でもレビューでは日本の貧困について理解した事や彼が更生できてよかったと感想がたくさんある。

結局真面目な人間が損をしてしまう。残酷な現実を突き詰められたような気がする。


彼が文春で直撃された際にファンにちゃんと謝罪したのかと考えたらあまり記憶がない。その数日ライブがあり、入り待ちした際もいつものようにニコニコしてた。(ファンに心配させない為だと思うけど)

でも結局、彼はこの本を書いてたら解放された様な感じがしてそれがモヤモヤしてしまう。

私はいじめられた側で、親に理解されないまま学校に通った。真面目に生きてでも何も上手くいかなくて一歩間違えたらジョーカーみたいになってしまう。女だけどさ。予告見ただけで恐怖心しかなかった。

Creepy Nutsのトレンチコートマフィアの歌詞の中で

思い出してきた ほら古傷が痛む
白い目や笑い声や後ろ指がねじ曲げた人格その結果“今”
美化されまくったヤンキー 漫画じゃ描かれなかった
「迷惑かけられた側」 逃げる側
譲る側 笑われる側 負ける側 我慢する側 合わせる側
空気読む側 余る側

これがモヤモヤした回答の答えだった。

作中で女の子をいじめをしたと書いてあった。その事について感想のコメントには見当たらない。

私はいじめられた側だからそのシーンが胸が苦しくなった。悲しかった。

この曲のように、美化されまくったヤンキー漫画って皮肉ってるけどまさにそうだ。

普通に真面目に生きてでもいじめとかで人生がグチャグチャになった人や極端に言えば犯人に対して(勿論事件を起こすのは絶対にいけない)厳しい目線を送るのに、散々周りに迷惑を掛けてでも更生したり、少しでもいい事したら褒められる。

こんな世の中理不尽すぎる。苦しさしかない。

結局むき出しはたった1回しか読んでない。

https://twitter.com/kanechi_monster/status/1502643737507561475?s=21

彼はこうしてツイートしているが、ヤフコメに対してファンに対して守って欲しい気持ちがあるのかなって感じもあるのかな感じる。確かにヤフコメは治安悪いし(クソ偏見)、不快に感じるしかないけどさ。でもこのコメントを読んでいる人達にも伝えられたらってコメントにモヤモヤしてしまう。

考え方の違いが同じなんかそんなのありえないし、同じ感想だったら宗教じゃん。

私は、世の中は理不尽だらけと思った。ただそれだけと感じた。

でも私がおかしいのかな。少数派なのかな。

あぁ〜生きづらいな。この世界は。




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