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トロプリは見る抗うつ薬だった件〜みんなトロピカっちゃおう〜

トロピカル〜ジュプリキュアとはプリキュアシリーズ18作品目の作品だ。私の世代的におジャ魔女どれみ(でもあまりにも幼すぎて記憶がない)からナージャ(これも……記憶が……ネタにされがちだけどで、でもOPは神曲なんだよ😭)を経て初代プリキュア世代である。どれみやナージャはバトルじゃなかったからこそ、その当時爆発的に流行ったであったラブandベリーも言えるだけど「戦うこと」が小学2年の私にはめちゃくちゃ新鮮だった。もうどハマりした、変身コンパクトも買って貰ったし、(大人になって、おもちゃの値段の高さに驚くし、それでも買ってくれた親に感謝しかない……)育成するのに必要なカードも色んなところでガチャガチャした記憶もある。多分未だに変身アニメが好きなのはこの時期の近所にいた一回り上のお姉ちゃんから貰ったりぼんで読んだ神風怪盗ジャンヌや聖ドラゴンガールみらくるやたまたまアニメで見たシュガシュガルーンの世界観に強く惹かれたりと多分私達のプリキュア初代世代は女児アニメ英才教育組だと思う。

まぁ、そんな私も高学年になると共に幼女向けアニメを見るのは恥ずかしいというテンプレな的な感情とジャニーズという沼にズブズブにハマった。1番下の妹はプリキュア5は見ていたのでOPは何となく覚えている。一時期、再放送でフレッシュプリキュアにハマったけどそれ以降は特に見ないまま、いつの間にか成人してなんやかんや色んな界隈を彷徨い、芸人ヲタになっていた。

好きな漫画の作家さんがプリキュアが好きで新シリーズスタートというタイミングもあって軽い気持ちで見た。

成人女児、見事沼りました。

プリキュアを甘く見ていた。まさかこんなに沼が深いとは。今では、日曜日が楽しみで楽しみで仕方ない。

トロプリはこの暗いご時世だからこそ、底抜けに明るい作品は心が豊かになる。まなつの明るさ、さんごの自分の可愛いを否定しない姿、みのりん先輩の冷静さ、あすか先輩のカッコ良さ、くるるんの歴代史上のサポート的な役割だろうと思うけどでもほぼなんにもしてない。だがそれがいい(ぺこぱ風)。癒される。そして歴代で1番ギスギスしていない敵幹部も好きだ。私の推しはローラだ。彼女の強さが大好きだ。ローラは歴代の中で1番ズケズケ言うタイプのキャラだと思う。人によってはキツイ子って思うけど私は1話でローラの人間なんて捨て駒って清々しい程自分の気持ちに正直な彼女を好きになってしまった。日本人って思っていても口にしないって風潮って未だにあると思う。だから愚痴垢とか文化があるじゃないかと思う。だからこそローラのハッキリとした性格が憧れもある。

トロプリは視聴者側も体験した苦い体験を描いている。さんごは幼稚園の時のチューリップの色の話やみのりん先輩は自分に自信が無い、あすか先輩は何か過去があって人との関わりを避けている。

特に私が共感したのがみのりん先輩の回だ。私自身も自己肯定が低い人間だし、人に自慢できる事だってない。社会人になった今でも未だに自分に対して自信が持つことが出来ない。

みのりはかつて文学部に所属していたが、自分の作品を否定された描写がある。人から否定されたら誰だって気持ちが折れてしまうし、自分自身を低く見てしまう。そんなみのりに対してローラはまた逃げるの?自分を信じたらどうなのって最初からできないって決めつけるなって発破をかけるローラが凄く勇気を貰えた。決してみのりを否定する訳じゃなくてみのりが信じていた人魚を目の前に(ローラは人魚)いるじゃないと肯定している。一方的に言うじゃなくてその子の背景を考えて発言しているのって中々出来ないと思う。口は悪いし、人間になってもゲスな笑い方は変わらないけど(笑)。でもローラの仲間を思いなところが本当に好きだし、彼女の強さが美しい。

映画の予告でみんなを助けたいってシーンだけで泣きそうになったし、えりかとローラの雪合戦も楽しみだし、来年のトロプリロスが今から怖い(笑)

全力でトロピカっちゃうぞ〜!


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