駅エレベーターでの悲劇（喜劇）

先日、娘を抱っこして駅のエレベーターを待っていました。
その時のエレベーターの前には列ができていて、
「ぐぬぉぉ。娘重いけど、階段で行くか・・・？」
と思ったが、
「いや、きつすぎる。待とう。」
と並んでいたところ、やっと私が入れる順番に。

ところが、
急に横から、５０歳前後の男性が入ってきました。
すると、私に後ろに並んでいた男性が、
「おい！！！並んでるの見えねぇのか？ばかやろう！！」
と大きな声で怒鳴り、
横取り男性は列の後ろに並ぶことに。
しかし、幸いなのか、不幸にもなのか、
その横取り男性も私達と同じタイミングに乗ることができ、
エレベーターの中はかなり気まずい雰囲気に。


その男性を見てみると、
「ん？？？あ、この男性、アジアからの観光客だな。ははーーん。さては、【並ぶ】という文化を知らないんだな。」と私は思い、
かわいそうに。
せっかく、お・も・て・な・しの国日本に来たのに。
ここは、私が和ませてあげねば。

私はその男性に、ニコニコの表情で、
手では一列に並ぶというジェスチャーもしながら、
「じゃぱにーずかるちゃー。ドントヲーリー。」
と言ってあげました。

ところが！！

「私は日本人です。」
と言われ、頭が真っ白に。


とっさに
「ソ、ソーリー…。」
と言ったところでエレベーターが到着。




外国人じゃないんかい！！！