浜松にも1つのテーマに絞った周遊観光ツアーがあればいいのに

今年の7月から始まったGoToトラベルが継続するのかしないのか、各地で罹患者が急増してきた今の時点では分かりません。
けれども、私は来年1月に出発する旅行ツアー2本に申し込んでしまいました。
どちらの行先も奈良県で、宿泊地は橿原市。
そして、どちらのツアー内容も私の心に突き刺さる旅程なこともあり、ほぼ迷うことなく申し込みをしてしまいました。

日本旅行×橿原市がタッグを組む

今回、私が申し込んだのは2本ともバスツアーで、それぞれその道のプロが同行するモノ。
日本旅行と橿原市がタッグを組んだ企画です。

通常、観光バスツアーではバスガイドが説明を担当するので、歴史が苦手なガイドが乗務したバスに歴史好きな方が乗ると、「いやいや、それは解釈が古いだろ？」なんて、もやもやすることもあると思います。
私の後輩には「英雄・織田信長」を「ひでお・おだのぶなが」と案内したガイドもいます。
…これは極端な例だと思うけど。

まあ、普通の観光地めぐりならバスガイドにお任せでもいいけど、1つのテーマに絞ったツアーなら専門家というかその道のプロが同行して、できるならガイドしてもらう方がいいよね。

浜松にも1つのテーマに絞った観光ツアーがあればいいのに

そこで思ったのが、タイトルにある「浜松にも1つのテーマに絞った周遊観光ツアーがあればいいのに」。

今までも遠鉄バンビツアー（浜松で最強バス会社のバスツアー）には、歴史ガイドさんが担当するツアーはありました。
でもそれは、そのツアーを利用する人たち（浜松とその周辺の人たち）が他所の土地にある史跡をめぐるツアーを、選任歴史ガイド担当するモノで。
他所の土地から浜松市内にある史跡を、選任歴史ガイドが担当する、モノではありません。

むむむう。
私も旅行が好きなので、こっちから出ていくのもいいけど、他所から浜松に来てもらうのもいいよね！？
今は罹患者が増えているので難しい時期だけど、落ち着いたらそういうツアーを企画してもいいと思うの。
なぜならば、浜松にも1つのテーマに絞った観光ツアーができる素地があるから。

その1）山城めぐり

まずは山城めぐり。
平成の大合併時に広大な天竜以北地域も浜松市になりました。
ここはその大部分を森林が占め、その中に高根城や中日向城など、徳川と武田が争った山城が点在しているのです。
行きたいけど、その麓までも車がないとなかなか難しい山城ばかり。
しかも、ひとつひとつの山城が、それなりに離れているので運転手も疲れちゃう。

そんな時に山城めぐり専門バスツアーがあれば、きっと全国から山城ファンが申し込む…はず。
選任ガイドは、浜松歴女探検隊の皆様にお願いしましょう。
高根城は『おんな城主直虎』ロケ地でもあるので、行きたい人は多いと思うの。

その2）絶景ツアー

次に絶景ツアー。
これはその名の通り、浜松市内にあるいわゆる絶景地をめぐるツアー。
浜松市内は広いので、絶景地も離れているのです。

たとえば、天竜区龍山地区にある瀬尻の段々茶畑×秋葉ダム湖。
この段々茶畑は静岡県棚田十選に選ばれているほどで、その段々数はなんと120段！！
できれば新茶シーズンに行って、茶摘み体験もできるといいなあ。

その近くといえば近くの秋葉神社上社には、昨今SNS映えすると人気の金色に輝く大鳥居があるし。
ここは見晴らしが良くて、遠く遠州灘まで見渡せるのよね。

ほかには、北区都田地区にあるドロフィーズ。
ここはマリメッコの世界に入り込めると評判のSNS映えスポットなのです。
私は今ほど大きくなる前に数回行ったきりなので、また行きたいな～。

春だったら、はままつフラワーパークの桜×チューリップも。
浜名湖の真ん中は干潮時に立つことができる場所があるので、そこへ行くと素敵な写真が撮れるかも。
宿泊先は弁天島か舘山寺温泉で。
浜名湖に沈む夕日を露天風呂に入りながら眺める…至福ですね(๑′ᴗ‵๑)

選任ガイドは、絶景プロデューサーの詩歩さんにお願いしましょう～。
浜松市出身で浜松市のやらまいか大使（観光大使）もしているので、引き受けてくれる…かも？

その3）食い倒れツアー

3つめは浜松市内の美味を食べまくる食い倒れツアー。
浜松餃子は池袋のナムコナンジャタウンに出店経歴がある「石松」がいいかな？それとも「むつぎく」？
「さわやか」のげんこつハンバーグは絶対にはずせないよね。
鰻にすっぽん、フグ、鱧、ドウマンガニも！！
たきや漁をするのも楽しいと思う。季節に合ったフルーツ狩りも♪

デザートには、うなぎいもプリンか、エディブルフラワーを使用した花のプリン。
そして、忘れちゃいけないのが、奥浜名湖地区のみそまん！！

選任ガイドは、浜松パワーフード学会会長の秋元健一さんにお願いしましょう。
秋元さんは自身も料理家で浜松のご当地食材を扱った飲食店を数店舗経営しているのです。

発着場所は…

そうそう。ツアーの発着場所は、東京発と大阪発と名古屋発で。
それぞれ新幹線で浜松駅まで来て、そこから遠鉄バスに乗り換えてツアー開始です。

もしかしたら、こういったツアーは既にあるのかもしれないけど、なかったら実現して欲し～い。
そして浜松の良さが、もっと広がるといいな*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*

あ。アイキャッチの浜松餃子は「五味八珍」のものです。「さわやか」でも「むつぎく」でもありません。