適当クッキング:筑前煮

今日は昼から筑前煮を作った。
というと出来る感を演出するが、買い置きの野菜がもうゴボウとレンコンしかないから、後回しになっていたメニューを消化したに過ぎない。
自分はあまり興味ないが、旦那さんは好むようなのでたまに作るのだ。

自分が嫌な要因は椎茸がくさいのと見た目と食感が嫌いなことなのだが(全否定)、そこはそれ、筑前煮自体は椎茸以外を普通に美味しく食べる。(お外ではちゃんと椎茸も食べるよ!)


料理が上手い人は、おそらく先読みが出来るはずだ。マルチタスクも得意だろう。
別に料理自体は難しいことはそんなに無いので、いかに効率よくこなせるかなのだと思う。

お察しのとおり、私は下手くそである。
それでも10年以上やってるので流石に作れないことは無い。
味付けは自信が無いが、そんな時は信頼できるレシピ通りにすれば良いだけだ。
もちろん一度作ってみないとわからないのだが、美味しければもう何も考えずその通りにすれば良い。

目分量とか適当で、上手く、美味しく作ろうとするには味が予想出来なくてはならないと思う。
逆に言えば、それが出来ればどれだけ適当にやってもそれっぽいものは出来る。


料理上手とは、あるもので、適当に、ちゃちゃっと作れる、という人ではないだろうか。

あと、味を再現できる人。

私の料理に味の再現性はない。適当だ。
旦那さんが居る時は味見してもらい、なんなら好きなように調整してもらう。
メインで食べる人間が味を決定するのが筋だろうと思うからだ。
不味い場合、それを食べることになるのだから危険を自ら回避して頂きたい。

私はせいぜい食べれるものを用意できる程度だが、とりあえずそれが出来れば大丈夫なので、苦手な人でもなんとかなりますよ。


最後に今日作った筑前煮のレシピ。

材料:
ゴボウ、レンコン、ニンジン、干し椎茸、鶏肉、調味料

※干し椎茸だけは前日から戻しておく方がいい

1.材料を任意の大きさに切る

根菜は切ったあと水にさらす。アク抜きもあるが、ニオイもマイルドになる。

2.材料を炒める

私は、鶏肉、ニンジン、ゴボウ、レンコン、椎茸の順。油は少し使った方がいいかもしれない。

3.調味料を入れて煮る

椎茸の戻し汁と出汁をいれ、アク取りと落し蓋(一括で出来る便利商品を使用)。
ちなみに出汁は安い出汁パックで適当にとったやつ。(残りで味噌汁もできる。)
多分水と顆粒だしとかで問題ない。

煮立ったら、まず、砂糖。
今日は大さじ3。(材料の量で調整)
甘みは割といれた方がいい。
甘いの嫌いな人は少なめで。
多分味ではなくてもベースにはいれた方が良いのだと思う。
料理してると、思うより砂糖もりもり使うので結構ビビる。

5分ほど煮たら醤油。
濃口。だいたい砂糖と同量。
多分、これで丁度のバランスになるはず。
何故かはわからないが。

4.軽く煮つめて、冷ます

この冷ます工程が大事である。ここで味がしみ込むからだ。
前日の夜に作って冷蔵庫に入れておくと確実にしみているのでオススメだが、非常にめんどくさい。



そして、書いていて思い出したが
こんにゃく入れ忘れた!

うーん、そういうとこやぞ!!