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妊活日和#18

2020年2月。妊活開始から18ヶ月目。

今月は3回目の人工受精。

これで人工受精での治療はラストとなる。

結果次第でステップアップするのかどうか、夫と話し合う予定である。

最後の人工受精。悔いがないように、パワースポットへ行ったり、早寝早起きを心がけたり、カフェインをいつもより控えたりした。


そして結果は、今回も残念ながら妊娠には至らなかった。


残念な気持ちがあったが、もう落ち込んでいる時間はないと焦る気持ちの方が強かった。

なぜなら、今月で私は34歳になったからだ。

落ち込んでいる時間が勿体無くなり始めていた。


夫と今後の治療について協議する際も、迷いはなかった。

体外受精にトライしたい。

そう話すと、夫も賛成してくれた。

ただし、治療費が高額なため、回数は決めようと言われた。


2回。

採卵は2回までにして、これで卵が尽きたら諦めよう。


後日診察の際に、先生へ人工受精を終わり、次回からステップアップをしたい旨を伝えたところ、先生も賛成してくれた。

先生が言うには、

①.今までの検査(精子の状態や女性ホルモン値・卵管造影検査)では妊娠に支障をきたすような結果が出ていないため、今のところ原因不明の不妊であること。

②.体外受精は治療という意味だけでなく、卵子のキャッチアップ障害や着床障害があったり、加齢に伴う卵子の膜の硬さがある人にとっては、妊娠が成立することでその障害が原因である可能性を肯定することができること。原因を特定する検査も兼ねているということ。

この2つの観点から賛成だと言われた。

なるほど。

病院に通い始めて1年弱。初めて診察時間が1分を超えた。先生が初めて分かりやすく治療を説明してくれた。そこにも少し感動した。


とりあえず、1ヶ月はホルモンの状態を整えるための準備期間とし、本格的な治療は3月下旬から開始することとなった。

あと、この1ヶ月の間に体外受精のことを勉強するように言われ、学習教材としてDVDを借りることを勧められた。


こんな言い方をしていいのか分からないが、なんだか治療が楽しみになってきた。

治療のことを勉強して、前に進むぞ!

そして、絶対に悔いの残らないよう、私自身も今まで以上にできる範囲のことで努力はしよう。そして来年35歳になった時に、結果がどうであれ、悔いのない、晴れやかな気持ちでいる自分になってやる!

そう決心した。





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