きれいにつくる

今、打ち合わせをしている仕事の相手先が、やたら連呼するのが、
「きれいにつくる」という言葉。

「鉄とステンレス、どっちがきれいに作れる?」
「きれいにつくれる方を選んでよ」

僕には、きれいにつくる、という言葉の意味がわからない。
製作サイドに、きれいにつくって、というのは、レストランや寿司屋で、「おいしく作って」というのと同じくらい相手に対して失礼なことだとは思わないのだろうか。 

そんなこと言われなくても、当たり前のようにやっている。その中で、寸法だったり、仕上がりだったり、細かいところで駆け引きをしながら、先方の要望にあうものを作っている。

若いから、と思って、なめてかかってるのだろうか。それとも、ものづくりそのものをなめているのだろうか。

後者であれば、そんな人とは一緒に仕事したくないな。前者でも似たようなものだが。。

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