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Nintendo Switchを購入して1年間遊んだ感想。

ノンジャンル人生です。
Nintendo Switchを購入して、おおよそ一年間が経ちました。ちょうど去年の今頃は癒やしを求めていて、ブレスオブザワイルドの広大な世界で心を休めたいと思い買いました。相当な奮発しましたが、結果ここ数年で一番良い買い物ができたと思います。で、1年間通して気づいたこと、良かったこと、悪かったことなどを、この機に色々書いていきます。今回もお付き合いくださいませ。

据え置き×携帯ハードであることの利便性

12ヶ月間触ってみて感じたのは、Switchというゲーム機が想像以上に日常へフィットすることです。まず驚いたのは起動レスポンスの速さ。今やスマホが一瞬で起動する時代、ゲームハードが同じように即遊べるのはかなり大きいです。起動に時間がかからないだけでストレスフリーに遊べるのは、現代技術様々。しかも携帯モードなら場所を問わず遊べるので、ちょっとした時間にSwitchに手を伸ばしがち。

「場所を問わず遊べる」というと、外に持っていく予定のない人にとって携帯モードは必要ないのでは?と思うかもしれません。しかし、実際携帯モードは屋内であっても便利です。例えばRPGの場合、白熱のボス戦やイベントシーンはTVモードでじっくりプレイし、レベル上げは携帯モードでだらっとソファーに横になりながら遊ぶなんてこともできます。

ちなみに携帯モードの精度も悪くありません。ボタンは小さいものの、自分の場合、携帯モードメインでもダークソウル・リマスタードをクリアできました。ただ、ジョイコンだと正確・早い入力を求めるには限界があると思うので(誤入力が起きやすい)、本格的なプレイを望むなら、素直に据え置き用コントローラーを買うのが無難かもしれません。

古今東西・新旧のゲームが集まるプラットフォーム

任天堂では開発・参入がしにくかったWii Uの反省から、Switchでは様々な改善策がなされていたと聞きます。癖の少ないハードウェア、開発エンジンUE4・Unityの導入、インディーゲーの積極的呼び込み。その結果、古今東西・新旧のゲームがここ2年間で大量に配信されるようになりました。

任天堂の新作はもちろんのこと、大手メーカーのシリーズ最新作、前世代のWiiU・PS3・Xbox360の移植やリマスター、様々なレトロハードやアーケードに出たソフト、世界各地のインディゲームなど、その幅はかなり広いです。

また、発売2年の間に着々とキラータイトルが揃っています。任天堂の「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」「スーパーマリオ オデッセイ」「マリオカート8DX」「スプラトゥーン2」「大乱闘スマッシュブラザーズSP」はもちろんのこと、他社の「マインクラフト」や「フォートナイト」も鉄板としてラインナップ。ジャンルもRPGにアクション・レースにシューティング・ノベルゲーまで多種多様。

さらに、ドラクエXIが来年移植予定だったりと、これから配信されるゲームも十分に期待できます。メガテンは……いつになるかな(汗)

あまりにもハードルが高い周辺機器

3万円という十分に高価ながら、それ以上の満足感を与えてくれるSwitch。ですが、周辺機器に関してはどうしても高めな印象を受けてしまいます。

元々付属されている機器を単独で買う場合、ジョイコン(左右セット)は7,500円ドックセットが9,000円もします。Switchの本体機能はディスプレイの部分に集約されており、いくら付属機器の単体販売には色が必要だからといっても、買う側としては流石に高めな印象です。

またPROコントローラーは7,000円(ソフト一本分!)と高級品でありながら、激しいプレイでのスティック消耗の問題がよく挙げられており、自分は購入に躊躇してしまっています。一方、スマブラ向けのGCコンと接続タップは欠品しやすく手に入りにくいなど、別の意味でハードルが高めです。

さらに、ドックには有線LANはついてないため、本格的なネットワークを用意するにはアダプタを購入しなくてはいけません。なお、スプラトゥーンやスマブラのネットプレイは有線LANでのプレイが推奨されています。ついでに、本体容量は32GBと少なめなので、DLメインのユーザーならmicroSDも欲しいところです。……鬼か!!

単独で遊べるSwitchですが、本格的なプレイ環境を整えるとなると凄まじい出費額となってしまいます。さらなる快適な環境を求めるならば、長期的な出費も視野に入れたほうが良いかもしれません。

結局買い?

買いです。世界最先端のAAAタイトルを求めるならPS4やゲームPCなどが必要ですけど、カジュアルにゲームを楽しみたいのならば、Switchは広い層にオススメできます。いままでは「何か欲しいソフトがあるならハードを買おう!」とすすめていたところなんですが、多分目的なくハードを買っても自分の好きなソフトに巡り会えるはず。そのくらいゲームが揃っています。

以前のブログでも書きましたが、Switchはそれまでのファミリー層だけでなく、ちゃんとゲームファンにも向けて作られている印象を受けました。ファミリー層向きの印象が強過ぎるとコアなゲームファンが敬遠し、コアゲーマー向けにするとライト層が離れてしまう問題がありますが、Switchはそのバランスに優れているように感じます。そういった意味では、様々なプレイスタイルに応用できるハードは大正解だったと思います。

ということで、Nintendo Switchは現在全方位におすすめできるゲームハードです。今から買う人はお財布と相談のうえでご購入してください。

ではでは。

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