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【EDH】統率者戦で2ターン目に4マナのカードを戦場に出せるカードまとめ

(2021/11/10執筆次点情報)

1.はじめに -読み飛ばしていいところ-

こんにちは、のんふろんです。

最近[虎の影、百合子]のEDH-統率者戦の解説の記事が全然更新していないのにちょこちょこ購入頂いている。

「なんでだろ?」って調べていたところ有難いことに「EDH 虎の影、百合子」とかで検索すると2番目に表示されていたりしていることが判明。

別に購入しなくてもほとんど内容は読めるので、「これから百合子ちゃんでEDH組みたいよ~」って方は読んでみてください。※ただしアホほど分量があるので暇なときに。

そんな当の本人はEDHで新しく組んだ"植獣形態、ビオランテ"、つまり[死の頂点、ネスロイ]デッキにお熱。

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[虎の影、百合子]使っていると「ああ~~~~緑でマナ加速してもっとでっかい行動したいよォォ」という気持ちがハチャメチャにあった。

1tにマナクリから入れる緑最高過ぎ、サイコー!!と割と愛用している。

みどり

だいぶ練れてきたのでそろそろ記事にしたいと思っている(書くのがめんどくさくて書いていないだけ問題)。

あと何故か流れでパイオニアのデッキも作った。これもそのうち記事にしようと思う。

今回このタイトルの記事を作成しようと思い立ったのはイニストラード 真紅の契りで発表された[雑食するもの、グロルナク]の登場だ。

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(この記事執筆時点では真紅の契りのフルスポイラーが公開された数日後くらい)

このカード、7億8000万パーセント明らかに統率者用カードとして刷られていることが自明の理でQED。EDHerはみんなカードテキストのアドバンテージを勝ち取っていく姿を想像するだけで欲情が止まらないだろう。

しかもマナ加速できる緑とどの時代でも最強の青の組み合わせアドアドジェネラル~~!!ということで多分次はこれ組みます。もう必死に練っている。お金の目処は立っていない。

ちなみにすでに[直観]との組み合わせが注目されている。パーマネントだけに絞ることで実質3マナ3枚サーチインスタントとかいうアホカードに変貌。

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自分は一緒にEDHする人の関係上、パワーレベル7~8、あわよくば9くらいのデッキを組むことを意識しているので1~3ターン目の動きはよくよく考えて構築やマリガン基準を取っている。

そうなったとき、このカエルデッキはこういう動きを取りたいと思った。

1ターン目:マナ加速
2ターン目:[雑食するもの、グロルナク]着地
3ターン目:コンボにいったり、妨害構えたり、アド取っていったり

ここでネックとなるのが2ターン目の[雑食するもの、グロルナク]着地。

マナクリーチャーをふんだんに盛り込めるデッキ(まあ緑のことなんだけど)であれば2ターン目に3マナ用意することはそこまで難しくない。

しかし2ターン目に土地を置けば4マナ域にアクセスできる状態、は途端に難しくなってくる。

しかし歴史の長い最初のTCG、マジックザギャザリングであればこの難題を乗り越えることのできるカードもちょこちょこあるため、自分用のメモもかねてまとめようと思った。

※青緑以外の加速カードも紹介している

2.2ターン目に4マナ出せる状態にできる可能性のあるカードたち

(今回紹介するカードは自分で思いついた限りのカードなので、もし他にこんなカードあるよとかあったら教えてくれるとありがたい…!記事に追加します)

 ◆宝石の睡蓮

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Jeweled Lotus / 宝石の睡蓮 (0)
アーティファクト
(T),宝石の睡蓮を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。このマナは、あなたの統率者を唱えるためにのみ使用できる。

最強カード。統率者レジェンズで登場したアーティファクト。もちろんトップレア。

このカードが初めて公開されたとき世間が物凄くざわついていたのはまだ記憶に新しい。

統率者のキャスト限定の[Black Lotus]。0マナで出せて3マナ好きな色で生み出せるぶっ壊れカード。MtG代表ともいえる[Black Lotus]がいかに強いかをヴィンテージ以外で体感できる。

このカードの登場以前は統率者を素早く戦場に出したい関係上マナコストが軽い程度の統率者がよく使用されていたが、このカードの登場によってマナコストの重い統率者も注目を浴びるようになったという点ではゲームの世界を広げた良いカードともいえる。

他のカードと違いこのカードだけは土地とこのカード1枚の2枚が手札にあるだけで「1ターン目から4マナ域にアクセスできる」という唯一無二のカード。

他のカードでは複数枚この後紹介するカードを引いていないと1ターン目は難しい。

「好きな色の組み合わせ3点」ではなく、「好きな色3点」なので、(赤)(青)(白)(黒)のような色の組による拘束の強い統率者にはあまりむかない点は注意。


 ◆魔力の墓所

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Mana Crypt / 魔力の墓所 (0)
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けたなら、魔力の墓所はあなたに3点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)を加える。

EDHでこれがないと始まらないレベルで使うのに[太陽の指輪]みたいな再録をしないせいでどんどん値段の上がっている辛いカード。

そしてアップキープにコイン投げ忘れられたことが通算1億回以上はあるであろうカード。

値段を気にしない構成であれば基本このカードの入らないデッキはないのではないだろうか。

0マナで2マナ加速できるというよくわからないカード。さらに[宝石の睡蓮]と違い継続で2マナ出せるという点が偉すぎるカード。

土地2枚+[魔力の墓所]だけで2ターン目4マナ達成。サーチでよく持ってこられるカード筆頭のカードでもある。

アップキープ時にコインを外すと(よくサイコロで代用される)3点ダメージを受けてしまうが、統率者戦では40点のライフがあるため他のフォーマットよりも気にならない。

 ◆吸血の教示者悟りの教示者伝国の玉璽対称な対応

サーチたち

Vampiric Tutor / 吸血の教示者 (黒)
インスタント
あなたのライブラリーからカードを1枚探す。その後、ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。あなたは2点のライフを失う。
Enlightened Tutor / 悟りの教示者 (白)
インスタント
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直してそのカードを一番上に置く。
Imperial Seal / 伝国の玉璽 (黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、その後ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。あなたは2点のライフを失う。
Scheming Symmetry / 対称な対応 (黒)
ソーサリー
プレイヤー2人を対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーからカード1枚を探す。その後、ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。

「いやこのカードら別にマナ加速じゃなくない?」

チッチッチッ(ブラックマジシャン)

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EDHで黒が強い理由でもある1マナ万能サーチ。ここから先程紹介した[魔力の墓所]をサーチしてくれば2ターン目に土地2枚+[魔力の墓所]を持ってこれるため2ターン目に4マナ域へ達成可能。

事実上[魔力の墓所]をかさ増しすることのできるカードなので入れられる色なら是非入れておきたいところ。

[対称な対応]は相手に無料で莫大なアドバンテージを挙げてしまうためデッキは選ぶが、どうしてもサーチしたいカードがあるのであれば選択肢としてはあり。

[伝国の玉璽]は再録禁止の雰囲気がめちゃくちゃあるカードではあるが実は禁止されていない。統率者レジェンズ2とかアンコモンで再録して…

 ◆太陽の指輪

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Sol Ring / 太陽の指輪 (1)
アーティファクト
(T):(◇)(◇)を加える。

シンプルに強い。再録に再録されて現在(2021/11)で200円程度でお財布にも優しいカード。

こちらも土地2枚+[太陽の指輪]で達成。(1t目土地+[太陽の指輪]、2t目土地セット)デメリットなく継続で無色2マナを埋めるためこちらも基本度のデッキでも採用されている。

先程紹介した[吸血の教示者]、[悟りの教示者]、[伝国の玉璽]、[対称な対応]でサーチする場合は1ターン目に色含む2マナ必要になるためサーチ先にはなりにくい。

しかしこのカード、お財布には優しい反面こだわるとアホみたいに高くなる。現時点の晴れる屋価格では

ジャッジ褒章¥45,000
マスターピース¥120,000
LEA¥600,000

となっている。対戦で使えば相手を威圧するカードとしても使用できるので大富豪の方はこちらも購入してみては?

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 ◆魔力の櫃

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Mana Vault / 魔力の櫃 (1)
アーティファクト
魔力の櫃はあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうしたなら、魔力の櫃をアンタップする。
あなたのドロー・ステップの開始時に、魔力の櫃がタップ状態である場合、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。

色々書いてあるが要するに使い切りで無色3マナ出せるアーティファクト。ついでにタップ状態だとちょっとだけダメージ喰らう。

土地1枚でも4マナ達成、2ターン目で土地セットできれば5マナ出るためこちらも偉い偉い。[通電式キー]などと合わせたくなるよね。

似たカードとして[厳かなモノリス]、[玄武岩のモノリス]があるが、こちらは2マナ、3マナと1ターン目に着地するには少し手間がかかる。

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ただし[ブライトハースの指輪]などとともに無限マナのお供になるカードではあるので気になる人は一緒に確認しておくと良いと思う。

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 ◆金属モックスモックス・ダイアモンド

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Chrome Mox / 金属モックス (0)
アーティファクト
刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい。
(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える。
Mox Diamond / モックス・ダイアモンド (0)
アーティファクト
モックス・ダイアモンドが戦場に出るなら、あなたは代わりに土地カードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、モックス・ダイアモンドは戦場に出る。そうでないなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

どちらも手札を消費してマナ加速ができる0マナアーティファクト。それぞれ捨てるカードに条件があり、刻印で追放か捨てるかなど細かい違いはあるがまあだいたい一緒。

マナを消費せずマナ加速できるものの、これだけでは2ターン目には3マナしか達成しないため、土地2枚+1~2マナクリーチャーと合わせることで2t4マナ達成が可能。

手札消費があるためできれば4マナで出すカードはカードアドバンテージを取れるカードが良いだろう。

特に[モックス・ダイアモンド]は土地×3枚ある若干見た目では事故気味の手札で使用するためマリガン基準についてはよく考えておく必要がありそう。

 ◆モックス・アンバーオパールのモックス

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Mox Amber / モックス・アンバー (0)
伝説のアーティファクト
(T):あなたがコントロールしている伝説のクリーチャーとプレインズウォーカーの中の好きな色1色のマナ1点を加える。
Mox Opal / オパールのモックス (0)
伝説のアーティファクト
金属術 ― (T):好きな色1色のマナ1点を加える。あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。

こちらは出すときに手札消費はない代わりにマナを出すのに条件のあるモックス。

それぞれデッキ構築段階で「素早く条件を達成できるか」で採用するかを判断すると良いだろう。

特に[モックス・アンバー]は[ロフガフフの息子、ログラクフ]を共闘で採用しているデッキであれば入れない理由はないだろう。

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このカード、のちに紹介する[弱者選別]で黒マナに変えられたり[変身]で速攻他のカードに変えられたりと先制攻撃威迫トランプルは全く使用されない可哀想なカードではあるが、EDHではその扱い勝手の良さから結構使用されている。

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 ◆水蓮の花びら

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Lotus Petal / 水蓮の花びら (0)
アーティファクト
(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。

昔は10円ストレージに大量に刺さっていたのに気づいたら1500円とかになっていて「グヌヌ…」ってなるカード、花びらさん。

0マナ、条件なしで好きな色マナを出せる代わりに使い切りのカード。[Black Lotus]の調整版。

土地2枚+1マナクリーチャー+[水蓮の花びら]で2ターン目4マナ域達成。「あ、あと1マナあれば…」が届くカードであるので使い勝手の良さもあり割と採用されている。

 ◆猿人の指導霊Elvish Spirit Guide

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Simian Spirit Guide / 猿人の指導霊 (2)(赤)
クリーチャー — 類人猿(Ape) スピリット(Spirit)
あなたの手札にある猿人の指導霊を追放する:(赤)を加える。
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Elvish Spirit Guide (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) スピリット(Spirit)
あなたの手札にあるElvish Spirit Guideを追放する:(緑)を加える。
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戦場に出てくることはほとんどないクリーチャー。[水蓮の花びら]同様、それぞれ(赤)と(緑)をマナ無しで加えることができる。

[水蓮の花びら]と違いクリーチャーサーチが可能な点、カウンターされないなどの違いはあるがまあ[水蓮の花びら]カウンターする場面とかほとんどないし大体一緒。

特にクリーチャーサーチができるという点は強く、基本的にクリーチャーはマナクリーチャーのように(速攻がついていない限り)出してすぐにマナを出せるのは扱いやすい場面があると思われる。

おさるさんは昔モダンでいっぱい見たね…

2021年2月15日より、モダンで禁止カードに指定される[1]。コンボデッキを加速させるカードとして以前から注視されていたが、カードプールの広がりにより最序盤で勝利するデッキも登場するようになったため。
(猿人の指導霊/Simian Spirit Guide MTGwikiより)

 ◆オークの木こり

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Orcish Lumberjack / オークの木こり (赤)
クリーチャー — オーク(Orc)
(T),森(Forest)を1つ生け贄に捧げる:(赤)と(緑)の好きな組み合わせのマナ3点を加える。
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森をサクると3マナ加速できるオーク。「土地なくなっちゃうじゃん!」となるが代わりに爆発的なマナ加速ができる。

1ターン目に[Taiga]をセットして[オークの木こり]を着地。2ターン目に[Taiga]からマナを出した後に[オークの木こり]を起動することで土地1枚でも4マナ域、土地2枚あれば5マナ域まで達成できると考えれば驚異的であることがわかるだろう。

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森林伐採万歳!!

(アシャヤとかニッサがブチぎれそう)

 ◆ほくちの壁

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Tinder Wall / ほくちの壁 (緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
ほくちの壁を生け贄に捧げる:(赤)(赤)を加える。
(赤),ほくちの壁を生け贄に捧げる:これによってブロックされているクリーチャー1体を対象とする。これはそれに2点のダメージを与える。
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赤緑のジェネラルで使用できる壁。"ほくち"とは最初にBBQとかで火をおこすときに出すどろどろの着火剤とかあれ、あれのこと。

1ターン目着地+2枚土地で4マナ域達成。さらに生み出すマナが(赤)(赤)なので色拘束のキツイ4マナ域でも使用できるところが好ポイント。

マナ加速の偉いイケメンなのに滅多に使わない2点ダメージも。知られざる能力によって相手のクリーチャーを倒すこともあるかもしれない。

 ◆暗黒の儀式弱者選別

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Dark Ritual / 暗黒の儀式 (黒)
インスタント
(黒)(黒)(黒)を加える。
Culling the Weak / 弱者選別 (黒)
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
(黒)(黒)(黒)(黒)を加える。

黒の代表マナ加速。[暗黒の儀式]であれば土地2枚で4マナ域達成。[弱者選別]であれば土地1枚+0or1マナクリーチャーで4~5マナ域達成。

個人的にEDHは青より黒のほうが強いと思うんですがどうですかね??マナ加速、強力なドロソ、あほみたいに強いサーチ…

こちらも全て黒で生み出すため黒の色拘束の強いカードでも使える一方、多色の多いカードには使いづらい点には注意。

他にもこの手のカードには亜種がいくつか存在するのでついでに紹介しておく。

[沼の妖術使い]:暗黒の儀式スペルシェイパー
[陰謀団の儀式]:2マナかかる暗黒の儀式だがスレッショルドを達成しているとなんと黒5マナを生む。
[忌むべき者の歌]:墓地のクリーチャーを参照して黒マナを生むため状況によっては莫大なマナ加速になる。

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 ◆宝石の洞窟

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Gemstone Caverns / 宝石の洞窟
伝説の土地
宝石の洞窟があなたのゲーム開始時の手札にあり、かつあなたが開始プレイヤーでないなら、あなたはそれが運勢(luck)カウンターを1個置いて戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。そうしたなら、あなたの手札にあるカード1枚を追放する。
(T):(◇)を加える。宝石の洞窟に運勢カウンターが置かれているなら、代わりに好きな色1色のマナ1点を加える。

初手に手札にあれば最強の土地、後から引いたら激ヨワ土地。インビテーショナルカード

相手は毎回ゲーム開始時に出してくるのに自分は全く初手にないことナンバーワンカード。

事実上の0ターン目土地となり、初手に持っていた時限定の[金属モックス]、[モックス・ダイアモンド]に使用感が近いか。

後半で引いた場合でも無色しか出せないがマナは埋めるためEDHではよく採用されている土地の1枚。

宝石の洞窟+マナクリーチャー展開+土地2枚で2ターン目4マナ域達成。追放するカードは何でもいい分調整は図りやすいか。

 ◆古えの墳墓裏切り者の都

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Ancient Tomb / 古えの墳墓
土地
(T):(◇)(◇)を加える。古えの墳墓はあなたに2点のダメージを与える。
City of Traitors / 裏切り者の都
土地
あなたが別の土地をプレイしたとき、裏切り者の都を生け贄に捧げる。
(T):(◇)(◇)を加える。

アンタップインで無色2マナを生み出せる2枚。 [裏切り者の都]のほうはほかの土地をプレイすると生け贄に捧げる能力がある分使いにくいが、再録禁止のため良い値段している。

1ターン目土地+マナクリーチャー、2ターン目この2枚どちらかで4マナ域達成。ただし無色2マナ+ほぼ緑1マナクリーチャーで固定されるため、2色以上の色を出すにはデュアルランドファストランドショックランド(及びそれを持ってくるフェッチランド)で対応したり、一部の緑で違う色マナを出すカードと一緒に使用できれば対応できる。

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 ◆ファイレクシアの塔

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Phyrexian Tower / ファイレクシアの塔
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(T),クリーチャー1体を生け贄に捧げる:(黒)(黒)を加える。

こちらはクリーチャーを生け贄にすると黒黒の2マナを生む伝説の土地。1ターン目土地+1マナクリーチャー、2ターン目[ファイレクシアの塔]を置いてマナクリーチャーでマナを出してから生贄にすることで4マナ域へ達成できる。

なんかいつの間にか結構いい感じの金額になっていた。

生け贄要求はあるものの他と違って何度も黒黒を継続して出せる点では優秀。

マナ加速としては[Lake of the Dead]もあるが、事実上沼2枚ないと起動できないため3枚目のこの土地を出す状況を作るのはなかなか難しいところ。

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 ◆ライオンの瞳のダイアモンド

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Lion's Eye Diamond / ライオンの瞳のダイアモンド (0)
アーティファクト
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。

「ドウシテ…」と言ってしまいたいほど値上がったカード。ドウシテ…

手札を全て捨てれば[Black Lotus]できる。つまり[宝石の睡蓮]と同じように運用できる。

[宝石の睡蓮]同様1ターン目に4マナ域に達成することもできる反面、手札を全て捨てるというのはやはりかなり厳しい条件。墓地あるカードを使いまわしたりできる統率者のキャストであれば使っても良いところか。

最も一般的なEDHでは[むかつき]のスタックに合わせて起動することで3マナ浮かせながら大量ドローしたり、[死の国からの脱出]と合わせて大量のストームを稼いで[思考停止]で終わらせるコンボなどで使用される(ブリーチコンボ)。

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 ◆踏査

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Exploration / 踏査 (緑)
エンチャント
あなたは、あなたのターンにさらに1つの土地をプレイしてもよい。

土地を置く制限を解除するカード。1マナであるため[踏査]+土地4枚で単純に4マナ域まで達成できる。土地4枚って事故気味では?とは思うが…

特徴としては純粋に土地4枚で2ターン目に達成できるところ。上陸などのギミックや継続的にマナを出したい場合、土地を参照する能力のあるカードを使用するときに使えるかもいしれない。

 ◆波止場の恐喝者

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Dockside Extortionist / 波止場の恐喝者 (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 海賊(Pirate)
波止場の恐喝者が戦場に出たとき、宝物(Treasure)トークンをX個生成する。Xは、対戦相手がコントロールしているアーティファクトとエンチャントの総数に等しい。(宝物トークンは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
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「いつ再録してくれるんですかウィザーズさん…」

皆が再録を臨んでいる赤の入るEDHにはまず必ず入っているクリーチャー。

2ターン目で4マナ域に達成できるかは相手の盤面にも左右されやすいため紹介するか難しいところではあるが、圧倒的なマナ加速があるのでせっかくなので紹介しておく。

別に2マナ域がどうとか関係なくいつ引いてもすごい数の宝物トークンを生み出し、バウンスカードと組み合わせて無限宝物トークンを出したりと悪いことしかしない。

3.終わりに

というわけで思いついた限りのカードを出してみたけれどもまだまだいっぱい手段があると思う。

そろそろ百合子のEDH記事も更新したいしネスロイのデッキ記事も書きたいしパイオニアの記事も書きたいしグロルナク作ったらまた書きたいし…

いつまでも楽しめるマジックザギャザリングさいこ~~~!

それではまた。


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