ネットでの生き方が変わった瞬間

小学5年生からインターネットをやっているため、印象深い出来事はいくつも起こった。

クラスメイトとチャットで喧嘩してそれきり疎遠になったり、mixiで同じ大学の人と知り合って同じ部活に入ったり、ネットラジオの投稿で新しい友人が増えて遊ぶようになったり、ずっと記事を読んで憧れていたライターの方と会って話せたり、どれも自分にとっては重要なイベントだ。

ただ、それとは別に、ネットでの生き方が変わった瞬間がある。

ドメインを取得して自分のサイトを開設した瞬間でも、初めてライターとして原稿料をもらって記事を書いたときでも、「ない本」のアカウントをつくったときでも、初めて1万リツイートされたときでも、テレビに投稿が取り上げられたときでもない。

これらは大切な思い出や小さな自慢ではあるもののが、転換点ではなかった。

一番の転換点は、Twitterのアイコンを初めて自分で描いたときだ。

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