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【webデザイナー検定】webサイトの種類とコンセプト

7/9にCG-ARTS webデザイナー検定エキスパートを受験します。
そこまでの勉強の記録を残します。
なるべく本の書き写しではなく、ちょっとした実践を交えて記録したいと思います。

何をやるの?

教科書で紹介されていた、9種類のwebサイトについて例を取り上げながらどのような点が工夫されているのか、目的に合わせているのかを自分なりに探してみます。

1. ポータルサイト

webサイトの目的

  • webサイト利用者数が評価指標のため高い集客力が得られるサービス・コンテンツを提供し、webサイトの価値を高める。

webサイトのターゲットユーザ

  • すべてのインターネット利用者がターゲットユーザになる。

例えば?

Yahooのポータルサイト
Yahoo Japanのステートメント

ポータルサイトとしてのコンセプトではなく、Yahoo Japanそのもののステートメントだが•••。「買いたいものが、すぐ手に入る。」とステートメントにあるように、Yahooの左メニューには一番上からショッピング系のサイトがまとめてあり、「知りたいことが、すぐわかる。」とあるようにニュースも真ん中にジャンル別で見れるように配置してある。
国内のポータルサイトinfoseekはYahooと同じようにショッピングサイトも運営している楽天によって運営されているポータルサイトだが、ちょっと様子が違っていた。

infoseek

上から下までスクロールしても楽天市場への入口がぱっと見見当たらず、ひたすらニュースが並んでいた。右上の「楽天サービス一覧」を展開しなければ楽天市場へ行くことができないようになっている。
理由はきっと、infoseekはあくまで「ニュースサイト」として運営されているからだろうと考えた。

この両者を比べてみるだけでもコンセプトメイキングのポイントを充していることがわかる。

  • サービス特性をよく理解した上で、他サービスとのポジショニングを明確化し、サービスコンセプトとして反映する

  • 目標とするサイト訪問者数、ターゲットとするユーザ像の計画を立ててコンセプトに反映する
    →明確にはわからないが、父がYahooのポータルサイトをスマホでもPCでも利用している。ショッピングも検索もニュース閲覧もYahooで、スムーズに使えているのできっとこういう層をターゲットにしているんだろうな、と。

2. 官公庁・地方自治体サイト

webサイトの目的

  • 電子行政の一環として、国民・住民の利便性・満足度の向上。

  • 業務内容の紹介や各種活動報告、資料などの情報公開。

  • 行政運営の効率化。

webサイトのターゲットユーザ

  • 国民や住民

例えば?

福島県ホームページ

私の出身県である福島県のホームページを選んでみた。
画面の最上部には言語、文字の大きさ、色が設定できるエリアがあって、アクセシビリティ対応がされていた。
また、ホームページがどのようなルールで作成されているのか細かく定義しているページがあった。

「はじめての方」が本当にこれを必要としているのかはわからないが、複数のチームがホームページの運営に携わっているならば、ユーザが快適に利用できるサイトを作成するためにわかりやすい場所にルールが置いてあるのは良いと思った。
教科書に書いてあるポイントの「将来的にwebサイト運用時に追加が想定される行政サービスについてもコンセプトに盛り込む」の一環なのかな?と推測。

3. コーポレートサイト

webサイトの目的

  • 会社案内、業務内容、リクルート情報、IR情報の提供

webサイトのターゲットユーザ

  • 顧客及び取引先

  • 学生や社会人の求職者

  • 投資家

例えば?

canonのサイト

個人のお客さま•••個人向け製品情報や製品を活用するための豆知識
法人のお客さま•••法人向け製品情報や導入事例、ソリューション紹介
企業情報•••事業内容やIR情報、採用情報
このように、ターゲットに合わせてコンテンツが分類されていた。
求められるポイント「ターゲットユーザによって利用目的が大きく異なるため、適切なサイト内コンテンツの案内が行えること」がちゃんと考えられていると思った。一方、一般消費者の利用も想定したサイトだが、アクセシビリティ対応はされていないようだった。



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