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どうにかなりそうだった。

#女優で食べていけるようになる
#Day3

この自粛期間中に、リアルに「生と死」について考えることがありました。

とある映画を観て、泣いて。
自分の将来ってどうなるか全然分からないけど、でも、1つだけ明確じゃないですか。

自分も、お母さんもお父さんも、ばあちゃんもじいちゃんも、友達だって恋人だって、
周りの人達みんな、必ず死ぬ時がくる。
絶対死ぬんですよ?あなたも。私も。
あなた、死ぬんです。
いつか分からないけど、明日かもしれないし、何か災害とかに巻き込まれて一気に死んじゃうかもしれないんです。
絶対、死ぬ。

1人ぼーっと、考えてたら、
そのことがいきなりリアルに私を襲ってきて。
恐怖、絶望。本当に死ぬって思ったら、どうにかなりそうだった。ガチで。
皆さんも一度はそんなふうに感じたこと、あるんじゃないでしょうか。
普通に考えたくもないけど。
大切な人が居なくなることなんて。

だけど、
私、今まで誰にも言ってこなかったけど、
ある人のお芝居のモノローグがきっかけで、自分の気持ちを再認識できたものがあって。
本当は今も書いていいものか、悩んでるんですけど、

大学生の時に、昔親しかった友人が自ら命を絶ってしまったんです。
当時、昔だったから、その人のこと、もう全然覚えてなくて。連絡も全く。

でもいきなりその知らせが来て、
頭が真っ白になりました。
何も考えられなくて、1週間ずっと、気を抜いたらその人のことが頭から離れなくなっている。
それくらい衝撃うけた。

お別れの時、強く思いました。
なんでこんなに愛されてるのに、居なくなってしまったのって。
涙が止まらなくて、友達と大声で泣きました。
もう全然会ってなかったのに、
今のその人のことなんて、全然知らなかったのに、
昔仲良く遊んでた時の記憶がみるみる蘇ってきて、なんでよ、なんでよって思ったんです。

いろんな噂があったけど、
本当のことは、本人にしか分からないのだろうと思います。

否定も肯定も
このことに関してはできないけれど、
私自身が実際に経験して思ったのは、
人が死ぬということは、悲しいし、辛いことなのだということ。
もしかすると、私がこんなに悲しんでいるなんて、本人は思わなかったかもしれません。
でも、とにかく悲しいものは悲しい。

だから、どんな人も、
出来る限りいなくならないでほしい。

そう伝えたいと思いました。
だから書きました。
女優としても、
この気持ちを使ってメッセージを届けたい。

生きること、死ぬことがどういうことかなんてよく分からないし、
そういうことを考えることに何の意味があるのかって言われたらそこまでだけど、

私は自分にとっての生と死を考えながら生きていったほうが、
人間味も溢れるし、強く生きていけそうだなって思いました。

命って本当に尊いって思えるから。