自分の夢を嘲笑されたい
人の夢をその人のことを思って言ったり、嫉妬を込めて言ったりする言葉に
現実を見なよ。
そんな夢叶うわけないよ。
アホじゃないのか。
という言葉があります。
なぜそんな風に言われてしまうのか。
それは、その人が夢を叶えるための行動を始めたからではないでしょうか?
しかし、周囲からみると現状はまだまだその夢には程遠いため、そういう風に誰かの叶いそうにない夢を小馬鹿にする人がいるのです。
先日ある作家さんの講演会に参加しました。
その方が最後に私たちに向けてくれたメッセージが、私にとってまばたきを2回したら涙がこぼれるんじゃないか、というほど心を打つ言葉だったので、ここに記します。
私は自分を嘲笑する人を誇りに思う。
なぜなら、自分が本気でやろうとしていることを嘲笑する人がいるというのは、
彼らと自分は異なるという証拠であるからだ。
つまり、
もし一度はじめたことを諦めてしまえば、あなたは彼らと同類になるということになる。
やりはじめたなら、最後までやりきりなさい。
私には、直接的に私の夢を嘲笑してくる人なんてほぼいません。
だけど、なぜかこの言葉が私の心の中の何かを解放して安堵感を与えてくれたのです。
冷静になって考えてみると、私は自分で自分の夢を嘲笑していたのかもしれません。
つまり、自分が自分自身の夢を信じきれていなかったのです。
私なんかに本当にできるのだろうか?
やっぱり無理だよ、、
こんなことやろうとするなんて、私はアホだ。
それがこの言葉を聞いた瞬間、
ああ、自分の嘲笑に負けることなく、自分が本気でやりたいことを最後までやりきることができたならば、私は大きく変われるのだ
と思えたのです。
夢を嘲笑されるということは、
その人が嘲笑されればされるほど、しっかりとその夢に向かって進んでいる証拠じゃないでしょうか?
それくらい大きな夢に向かっているのです。
そうでなければ嘲笑なんてされません。
だから私はもっと、
周りから嘲笑されるくらい自分の夢を具現化したいと思いました。
ああ、ほんとに感動的なメッセージをうけとった講演会だったなあ。感謝、感謝。