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2020年お盆

本日のお題は«お盆»を絡めたく、書いていきますおつきあいいただけたら、うれしいです。           本日はルールを設定します 普段、使用しないnoteの機能をデモしたいとふと、思いつく  お盆の時期のルール「強調系機能を使わない」 この記事限定                                次の記事は通常通りに戻しますので心配なく  

«同期のお墓参り» 
2020年コロナもあり、すごく悩んだ                    今年で3年 お盆は会社の同僚と行くと決めている私は個人的なものを含め、年に3回行く場所がある    GW・お盆・命日から11月7日(命日と誕生日が近いのでこの設定にした)までの私が都合つく1日を決めて行く  私の同期で病気で亡くなった心友      

 私が運送会社に入社して、初めて会った運転手   会社に勤めて10年  この人に出会っていなければ、続けて私は、会社勤めをしてなかったと思う       そして、運送会社の仕事の面白さ、楽しさを私は知ることがなかったかも…と振り返る   月命日には他の同僚とも「カレーライス」なんて合言葉ができるほど   心友の大好きな食べ物   彼の周りはいつもにぎやかでたくさんの笑顔があった

 私が生きてる中で別れがいちばん辛かった別れ   生前、心友と私、いくつか約束をしている            いつも周りを笑わせ、笑顔に囲まれ、そんな仲間からひとり離れるのがさびしい、と生前よく、話していた    私は他の箇所でしたが、同じ病を体験した  体験者同士のやりとりを1年半ほど、仕事外で人間同士の付き合いをた   不安、痛み、ツラさ、自分はどうなるんだろう…心友に起こる症状や心に寄り添いたいと私が希望した   どうしても一緒にこの先も仕事をしたかったという同期の強い希望があった

話せば気持ちも違うって私が身を持って体験した                   今は不治の病ではない、治療法もベッドに何日も括る治療をしない  私が発症した頃、病院に何ヶ月も入院し、友だちは離れ、間違った認識をぶつけられ、孤独でとにかくさびしかった   私と同じことを心友に味わってほしくないと真っ先に思った              会社のオーナーと社長に病気を患ったからこれから先の仕事の相談したいと申入れ、私は同期として、仲間として、病の体験者として話をしに一緒に行きました  どんなことがあっても最後まで付き合うから、という固い約束をして

«会社は受け入れてくれた»                                          人の人生なんて、興味ないって思っていた会社      話をしたらあっさり付き合ってくれると了承      「辞めなきゃダメか」 なんて話す前、かなり弱音吐いてた同期   会社との約束は部署内全員に病気のことを話すことが条件でした   社長に頼み、直ぐに会議を開いてもらった  «諦めない»という言葉を信じて良かったと思う瞬間だった  どんな厳しいことも諦めてはいけないって強く信じた結果   仲間たちも最初は言葉が出なかったが、仕事に対する本人の気持ちに動かされ、皆んなで支えることで病との戦いがスタートした

病状は悪化を辿り                                                       入院してもツアー組みをし、病院へ見舞いに行った   「温かい待ってるよ」の言葉は人をどんどん強くしていった    手術が思うようにいかず、再手術なんてあったが希望や笑顔を捨てずに1年過ぎた頃、同期は私に電話で別れが近いことを告げてきた        知った私はそのことを表には出すことなく、最後まで付き合う気持ちは変わらなかった    同じ時期家族と私は話をする機会を持ち、会社の部署全員で向き合ってますとお話をし、お姉さんとその年の誕生日を一緒に祝うという目標設定をしたが、それは、叶いませんでした

別れはあっさりやってきた                                            社長から10月12日の退社後、1本の電話が入る      同期が亡くなったことを告げる電話    前月の9月末に危ないから家族から顔を見せて励ましてほしいてお願いがあり、仕事を切上げ会社の社用車を借り、全員で会いに行った    顔見た瞬間、蚊が鳴くくらいの声しか出なかった同期はいつしか、「何でみんないるの?」なんていつも会社で聞く声が出るほど    オーナーは他の仕事で行けなかったが、電話で一緒に励ましてくれた     仲間たちも何とかなるさ、と病院を後にした    全員で会ったのはこれが最後      私はこれ以後、毎週末、お姉さんと連絡取りながら会いに出かける    お母さんの誕生日に通夜をするというそんな別れを迎えた

仲間同士のケンカも                                                   同期が逝く少し前、同じ歳の仲間ふたりがケンカをし、口をきかなくなった   同期は片方から相談され、心痛めてた   しょうがないよ、ほとぼり冷めるまでこのままにしておこう       体型が似てるからドラえもん運転手、このあだ名は同期がつけて、仲間皆んなで大笑いする   ドラえもんは運転違反で免許点数がなくなり、会社を一度辞めた  運転手は免許あってのものだから同期が逝って1年半後のことだった      すぐ、復帰の話あったが、その時はまさかとは思った

別の仲間が脳の病で倒れ、障害が残り、職を追われた   そして、ドラえもんは復帰してきた            ケンカ仲間と仲良くなり、2020年のお盆を迎えた    「お盆は会いに行こうよ」行かないとあの人、寂しがるから    

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お墓の近くに倉庫がある   そこの窓から顔出すのがドラえもんのぬいぐるみ                                    2020年夏…コロナが流行っても倉庫の窓のぬいぐるみのドラえもんは変わらなかった                       一緒にお墓参りした仲間と笑顔でぬいぐるみに向かい手を振る  思い出話も健在   一緒に行けなかった回転寿司でランチしながら供養      さびしい別れがあっても親しくしてきた友の絆を強くする           そんなお盆休み   仲間って最高😊    私はこのことを忘れず、一生現役を諦めずに進む

長文、お付き合い     ありがとうございます。          



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