宇野昌磨の強さ

 世界選手権が終わりました。
 
 今回の試合、しょーまは結果は4位でしたが、フィギュアスケートは結果が全てではない、点数では計れない生き様が出ると実感した試合でした。
 
 しょーまのSPから。SPはもう代名詞になりつつあるグレスピ。まさかの3A転倒でしたが、他の要素はキレていて、いつもながら、迫力ある低音サウンドに負けない滑りでした。グレスピは今後もずっとアンコールされるプロになるかもしれません。 試合バージョンも好きですが、私はエキシ時代のも大好き。。また滑って欲しい。
 
 フリーは激戦になるだろうけど、ただ、しょーまも他の選手もベストを尽くすしかありません。皆さんもそうでしょうが、久しぶりの試合すぎて、かなり緊張、、、
 しょーまは身体が少し重いのかな、という印象は受けましたけど、4Tがお手つきになったくらいで、あとは後半全てコンボ、リカバリーも完璧という感無量の出来映えでした。終わった後のステファンに確認してからのガッツポーズも、可愛いし泣き笑いでした。
 
 しょーまの戦い方は、決して諦めないこと、やれることをやること、調子が悪くてもベストを尽くすこと、、人生に大切なものが詰まってる。 

 人として、尊敬しています。
 特にフリーでは演技中の笑顔が良かった。以前の、魂をすり減らすような、それでいて儚い感じはなくなりました。宇野昌磨という芯が、演技に強く出ている気がします。

 宇野昌磨の演技には、邪心も何もない、宇野昌磨が体現者として音楽を奏でている。柔らかい表情をしていても、私は強くなったな、という印象を受けました。これからも、宇野昌磨は強くなるだろう。

 それだけに、まさかエキシビションに出られないという展開はとてもショックでしたが、もう終わったことです。オーボエは世界のファンに観て欲しい、オーラ満載のプロでしたので。

 長くなりましたが、世界選手権総括でした!引き続き頑張れしょーま~( ≧∀≦)ノ

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