俳句実況 勝手に鑑賞ごめんなさい#30受験・手品 ・ワクチン接種

プレバトでおなじみのフルーツポンチ村上健志さんがYou Tubeでやっている俳句実況がとても面白い。あまりにも勉強になるので、自分の覚書として実況で村上さんが作られた俳句と自分の鑑賞などを書かせていただきます。勝手にごめんなさい。

1/15 第30回

(受験)
7多い受験番号深呼吸
春装の入試手伝うアルバイト
まず最初のお題「受験」は2句です。推敲の余地はあると思いますが、受験番号とか在校生のアルバイトとか・・・発想の飛ばし方が相変わらず絶好調です。実況中に「技術9割、1割個人の感覚」というお話もされていましたが、その1割の部分ですね。それを才能、センスとも言う。

(手品)
冬麗ですます調の子の手品
視聴者のアイディアから生まれた俳句。こういうの実況ぽくっていいですね。冬麗の持つ「張りつめた中の温かさ」が手品の緊迫感と子供の無邪気さに合っていると思います。

(ワクチン接種)
接種会場の花瓶に白く明るい花
季語なし、自由律、「明るい」はいるのか問題・・・と俳句としてつっこみどころは色々あるのですが、村上さん自身のこだわりというのか、この句に託したメッセージを強く感じました。


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