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「どう生きるか」=「どんな仕事をするか」


ずっと 自分らしさを大切にしたいと思ってた

このnoteをやってみようと思ったのも 

新しく自分がやりたい事を仕事にしたいと思ったから

なので「#私らしいはたらき方」という 募集に目が止まった。

     
目次
☆今のわたし
☆  若い頃のやりたかった事
☆ まとめ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆ 今のわたし 

やりたい事を仕事にしていきたい

嫌な事はしたくない

我慢をする人生はもう終わり。


今は北海道の人気の観光地の一つ

丘の町の丘の中で小さな宿を夫婦で経営して14年たつ。

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(宿の目の前の丘と木と三日月🌙)

「丘の中で宿」  

言葉だけだと さぞかし 素敵に聞こえるだろう

実際は1番楽しみたい時期は 朝から晩まで寝る時以外 ほぼ やる事山積み

自営業なので 自宅兼 宿だから 1番忙しかった頃は

双子+三男の世話もあり 今から思うと どうやっていたのかさえ

思い出せない。

1番忙しい夏に夏休みがあるから ある程度大きくなった

子供達には色々と手伝ってもらっていた。

小さい頃は 「ママ遊ぼう」に付き合ってあげられないのが

とても心苦しかった。

♦︎宿の事 子供の学校や保育園の送迎 食事などの世話

更に宿を始めた最初の年に双子の兄の方が 

学校で首の骨をおかしくして帰ってきて

入院し、最終的な医者からの完治報告を貰ったのは中学一年生

小学2年からだったので それはそれは 大変だったし

このお話だけでも だいぶ 長くなるので いつか noteに書けたらと思う。

頑張ってたなぁ あの頃のわたし

無我夢中って その時にぴったりの言葉

そして そんな 忙しい時期は 風のように過ぎ去り

去年 三男が高校を卒業した。

コロナで 去年は 良い機会だから

宿を辞めようと本気で思った。


車も一台しかなく 夫婦で美瑛牛の仕事に就職した。

一緒の職場へ行くのは 本当は嫌だったけど 仕方なかった

なので

部署は別々で ホッとした。

小さな頃から動物が大好きで

 ずっと動物関係の仕事をしたいと思っていた。

コロナがきっかけでまた一つ夢が叶ったのだ

色んな事が新鮮な毎日

♦︎ 朝 5時半 起床

      6時半に家を出て 

  7時から 仕事開始

終わるのは6時すぎ 正社員ってのも 初めてだった。

私の入った部署の「育成」は  受胎 妊娠 出産 仔牛育て がメイン 

だから 仔牛にミルクを作って飲ませるのも仕事の一つ

(これは 良い経験が出来たなぁ~)って今でも思う。

勿論 毎日の親牛の世話で牧草をホークで持ち上げて

牛にあげたりする作業もあるし

牛糞の掃除も小屋の掃除もあるし 難産な牛の出産のお手伝いもある。

みんなで協力して やる事が多いから 過ぎてしまうと 

そこで働かなければ出逢えなかった仲間と

とても 良い時間を過ごさせてもらったなと思う。

 そして 仔牛の治療もあって ここで初めて

筋肉注射 静注注射 皮下注射 を 覚えた

とても貴重な経験だった。

後々 自分の愛犬の為になるとは この時点では思っていなかった

(愛犬が死にそうな時 毎日 自分で点滴をうち 今は毎日2回インスリンを打っている)


♦︎ 40代の私が どれ程の力を持っているか 

自営業で夫婦2人だけでは分からない事が多い

しかし

周りからの私への評価は

 自分で思っていない程 良かった。

「仕事が丁寧で早い」

自営業だと当たり前の事だ それで無いと責任は全て自分達で取るようだから。

きっと 若い頃のアルバイトやパートで経験してきた事も

役に立ってるのたど思う。

あと 思い当たるのは

小さな頃から 姉や可愛い妹と比べられて

「人より出来ない自分」「可愛くない自分」が定着していた。

今で言う自己肯定感がとてつもなく低かった。

幼稚園児の頃から 自分は周りと違う と認識していて

自分は 人より出来ない分 

周りの人よりも何倍も努力しなくてはならないと 

ずっと思い続けてきた。

その癖は抜けず どうすれば もっと効率よく 出来る様になるのかなども

常に考えていたし、その為の努力は陰でしていた。

あとは

もしかしたら 今まで沢山の動物達を飼育してきたからの方が

大きいのかも知れない。

山羊 馬 ポニー うさぎ 猫 鳥 犬 ハムスター 亀 トカゲ 魚

などを 数は数えると面倒なので 種類だけ 後 細かいのは除く。

今は ワンコ2頭 猫1 うさぎ3 ハムスター1 インコ1 合計8匹が 家族の一員

長老は犬の13歳とうさぎの12歳 そして猫の10歳 あとは そこそこの年齢

話を戻す 笑

「出来る女」だったのは とても自信がついた事の一つだった。

治療する時には ロープで仔牛達を捕まえる。

これも中々 上手くて 若い新入社員の子と一緒に協力して出来るのがとても嬉しかった。

 自分の子供と同じ位の子達だ。

足手まといにならないのが とてつもなく自信に繋がった。

この時 奇跡的に食べてもお腹ぽっこりしない程に

腹筋が出来た。

動物関係の仕事をしている私の姿を たまに見かける事があった夫も 

「とても生き生きしてた」  「楽しそうだった」

と話してくれた。

ただ 私の動物の仕事は3ヶ月で幕を閉じる。

牛の下痢の治療時に人畜共通感染症で 移って ダウン

若い子は それでも お腹痛いと言いながら働けていたから

私も1週間我慢すれば治ると思っていたのが間違いで

元々お腹の弱い私は どんどん衰弱し 入院した。

人の身体はこんなにも簡単に弱り激変するとは…

正直 私から病院へ連れて行ってとお願いしなかったら… 

今頃 空から 皆んなを見守っていたかもしれない。

14日間 ほぼ固形物は食べれなかった。

そして 退職。。。

なんとも 中途半端な退職となり みんなの顔をみて

「短い間でしたが 色んな事を丁寧に教えて下さりありがとうございました!

とても貴重で良い経験が出来ました」と笑顔で直接伝えたかったし

握手したいくらいだった。

♦︎  コロナで高校がお休みの時期は息子が

自宅にいる動物達の世話をしてくれていたのだが、

愛犬が具合悪くなり 仕事が休みの日には動物病院へ連れていき

具合の悪い原因は何なのかを突き止めるのに必死だった。

退院後は もうダメかもしれないと思った。

話がまた逸れてしまうから 戻そうと思う。

そして迎えた2021年 私は愛犬の為にも自宅で出来る事をするしかないと

思っていた。

ハーブコーディネーターの資格やアロマタッチングセラピストの資格を

持っている事や、色々な事に興味があって 自分で出来そうな物は自分で

作りたい質なので、たまたま知人がハンドメイドソープを作りに行ったと

Facebookで知り 早速 予約して体験してきた。

材料さえ手に入れば自分で出来るので 

揃えて 色々作って行った。


♦︎ 下痢で倒れている時 痛みを何とか落ち着かせたくて

YouTubeを見てたら「痛み消し動画」があって

それに助けられた。

そこから 個人のTwitterでその人をフォローして

仲間が増えていった。

そんな時にひょんな事から私のハンドメイドソープが欲しい!!

購入させて!!と言われて

その方のTwitterからまた更に私も‼️と購入してくれる方が増えて

今 愛犬の闘病生活に月に4万位は飛んでいくので

その助けになっている。

石鹸作りは とても面白い  なんせ毎回 想像してたのと違う感じに

仕上がるし 1ヶ月以上の熟成期間中にも色が変化していく。

形に入れた時の色と 仕上がりの色が違うし、カットしたばかりの色と

熟成後も違う。

ここ最近は 美瑛産 エゾヨモキのオイルを作り 石鹸を作ってみた。

写真は「エゾヨモギ&桑の葉と蝦夷赤松の石鹸」

緑の濃い部分は桑の葉を一枚一枚摘み取り乾燥させて

乳鉢で丁寧に粉末にしたものを混ぜた部分。

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作った側から 「欲しい」と注文が入る。

先日は ローズアルバという 白薔薇の美白効果などでも注目されてる薔薇

の花芯とラベンダーの茎の部分でオイルを作り

更に 花芯でティーを作り それを 精製水の代わりに使って作ってみたのも

Twitterに乗せると 「欲しい」の声。

ローズアルバも勿論オーガニック 殺虫剤や薬 そして化学肥料も

使っていない。

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自分も楽しみながら ハンドメイドの石鹸がこんな風に

私と愛犬を助けてくれる事になるなんて 想像してなかった。

後 もう一つ 密かに人気なのは 完全オーガニックハーブティーのブレンド達

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これ 自分でも美味しいと思う

ハチミツをたっぷり入れるのが私の好み。

今年の秋には本格的に販売に向けて

「nonchalance.non herb」

ノンシャランス ノン ハーブ

として動き出す予定。

名前の由来は 呑気なノンという意味らしい

夫が だいぶ前に考えてくれた。

確か 冬だけカフェをした時だったかな。

なんとも 私らしい ネーミングで とても気に入っている。

石鹸とハーブティーを作るための 庭のハーブの収穫や乾燥は

どっちが楽しいかと聞かれたら 石鹸の方😆 宿〈 ハーブ〈 石鹸 の順かな~

何故って

収穫 乾燥 それを更に専用の入れ物に入れて

コツコツ コツコツは 腰を屈める作業も多く 腰の弱い私には少々大変

更に今年の夏は 北海道なのに暑いから 尚更 大変

それでも この ハーブティーも 待っててくれてる人が

結構いるのも 私のやる気を後押ししてくれている。

動物大好きな私は 動物達を優先できる働き方が

私らしいはたらき方 なのだと 最近ようやく 確信できた

1番大切にしたい動物達を犠牲にしてまで 

仕事を優先したいとは思えなかった。

多分それはとても贅沢で我が儘だと思うが 

私の本心なんだもの 仕方ない。

それに 繁忙期には旦那と働く事へのストレスが半端無かったので

自分の好きな事で、大切な愛犬や動物達を

守って育てていけるのは

私にとって 心地の良い生き方=働き方

更に 理想は ハーブ事業が安定して 双子の息子達にも手伝って貰い

家族経営が出来たらと思ってる。

双子の次男は 小さな頃から 「ツリーハウスを建てる!!」ことが夢で

絶対に大工になる‼️と言い 実際沢山の資格を取得して 夢を叶えて 

誰もが知ってるような大手企業で働いて

ブラックで辞めたから 

いつか 息子の夢をここで叶えて貰えたら

もう この上なく幸せだと思う。


母の妄想は ツリーハウス風カフェや ツリーハウス風コテージ を

作ってもらう事♪


双子の長男は 私とハーブの収穫をしたり庭の作業をしていて

楽しかったからと 造園業で 働いてる。

本人は忘れてしまったかも知れないけど 

「いつか この庭を俺が素敵にする」って 

言ってくれた事が とても嬉しくて心の中に残ってる。

人生は自分で思ってるよりも 早く過ぎ去る

その中でどれだけ 自分の身体や心を使って 感じたり経験したりする事ができるか だと私は思う。

お金はなければ生きられない。

そうゆう世の中になってしまっているから…

でも 本当に大切なのは そこではなく 

大切な人達と 悔いの無い時間を

どれだけ一緒に過ごしていけるのかだと感じている。


ハーブの収穫は旦那が一緒に手伝ってくれてる事で とても助かっていて

同じ 一緒にいるでも 全然 ストレスの度合いが違う。

だから 今は 旦那と宿営業や子育て中の大変で思い出したくもない許せない事も ハーブ収穫のお陰で 感謝出来るようになって

こんな 関係なら この先も一緒に人生を歩めるかも知れないと

思っている。



☆ 若い頃のわたし

若い頃のわたし…えへへ 可愛かった あっ 違う😆

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(仲良しのご近所さんのワンコを抱かせてもらってる私の写真 姉に渡したくなくて 抱きしめてる所) 

顔の黒い点々は幼稚園のタイヤの跳び箱失敗して 作った瘡蓋 笑

若い頃から…いや 幼い頃から ずっーーーーと

サンタさんへも七夕でも初詣でも

私の願い事はただ一つ

「犬がかえますように」

いつか 出逢う犬の為に ひたすら 犬関係の本を読んだ。

その時に眺めていた 犬種図鑑に載っていた犬種は今でも頭にこびりついてる

夢は「動物関係の仕事へつきたい」だった。

それが なんと 高2で 今の旦那と出逢い

旦那は「自分の店を持つ」が夢で若かった私は

夢のある人は素敵だなぁと思ったのが 

今の旦那と付き合うキッカケの一つだった。

高校卒業して直ぐに 家を出て

旅館の住み込みの仕事をした。

20歳からの募集だったから難しいかと思ったけど

 採用されて その日のうちに仕事だったのには

驚いた。

まぁ それからも色々あり

地元に戻って 21歳で結婚 22歳で双子の男の子の母親に

そして 24歳の時に三男出産。

その三男が今年19歳になる。

子育ては その時は大変でも 過ぎてしまうと

なんて早く過ぎ去ってしまうのだろうと切なくなる

若い頃に産めて良かったって 思う。

子供達へも感謝している。 愛しくて堪らなくて 

私を絶対的に愛して求めてくる存在は 

私の 人間嫌いを徐々に直してくれたんだと思う

今はみんな 愛おしく感じる

子供を産む前の 若かりし頃の私

「地球に人間が居なければ 平和なのに。。。命を無駄に殺したりしないから

私含めて 居なくなればいい。」って 本気で思ってたし

妹に「生まれ変わったら何になりたい?」と聞かれた時に

「木」と答えたのも 若い頃の私。。。

☆ まとめ

子供達が幼い頃は 子供達の為に全力で 出来る事をと

思っていた 

なので

夫婦で自営業をしながら 男の子3人を育てて行くのはとても理想的だった。

伸び伸びと育てたいと強く思っていた。

子供でいられる時期は短いから尚更 

そんな

夢を描いていたら 不思議と 夢に描いて想像していた事が

次々と叶っていった。

勿論 その間にも 色々あって大変な事も沢山あった。

当時 夫は気に入らない事があるとほぼ

毎日怒鳴っていた様な人だった

今は勿論 大人しくなったのだが

そんな 夫から 子供を守る為に必死だった。

理想と現実は本当にかけ離れていた。

何度も 何度も 本気で別れを考えていた。

それでも 挫けずに 周りにも支えられながら

夫へも 自分の意見をしっかり伝えられる様になって

コロナで 宿は1日一組様にし 

自分のやりたい事 好きな事が

出来る様になって 闘病中の愛犬を側で見てあげれてる。

辛かった事や精神的に参った事は沢山あったけど

それらを乗り越えて 今の 強い自分がいる

「私らしい働き方」

それは 大切な人達との時間を犠牲にしない働き方

だと 思ってる。 

これからも きっと この場所へ来たいと思う方達との出逢いに

感謝しながら 無理のない 宿経営と

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オーガニックハーブティーやそれらを使った石鹸や

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趣味で描いてるお絵描きのオリジナルポストカードなどや

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布小物(下の子達はみんな種から育てたオーガニックラベンダーのポプリ入り)

などを 私 だから 生み出せるものを 作りながら

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そして

景色や木々や草花や動物達に癒されながら

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この場所で 生きていく 

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★ それが 「私の生き方」=「私らしい働き方」


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です。


          おわり。
















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