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就労移行支援事業所をSNECの先生や希望者と見学した2022夏の話

明蓬館高等学校の3年生は、進路に向けて2022年の夏、就労移行支援事業所を何件か見学する機会がありました。希望すれば3年生以外も参加できるようでした。

就労移行支援事業所の中には多機能型事業所といって同じ施設で「自立訓練」と「就労移行」という利用者のニーズに合わせた2つの活動内容が提供されている施設があります。

そこで社会に出るための練習をしていくと言えばイメージつきますかね?

中には生活リズムから整えなきゃいけない子もいるので、そうゆう人は「自立訓練」、学校には通えたけど社会に出て働くのはちょっと自信がないな・・と言う人は「就労移行」と内容的に似ているけれど自分に合ったプログラムを選択できます。

事業所によりプログラムは様々なので見学することは雰囲気を知れて良かったです。場の空気にかなり敏感な娘は直感的に感じたことへの拘りがあるので特に良い経験でした。

娘は夏に自立訓練の方がのんびりゆったりしていてホッとするけど、やっぱり働くことを目標に思っているからか「就労移行で頑張ってみたい」と言いました。

しかし、SNECでじっくり自分と向き合ってきた秋には「自立訓練」からトライしてみようかなぁと思っている様子。

みんな、どんな子も「がんばってみたい」って思っているんですよね。

でも無理してしまうことが一番遠回り・・・

「がんばります!」「がんばってみる!」と言いきれないほど劣等感をかかえながらも18歳の勇気を振り絞って学校という場を3月には卒業します。(卒業要件クリアすれば・・・)

学校にいれる期間はごくわずか。そこから長い人生です。

高校卒業の学年になると、周りから進路決まった?そんな質問がとんできます。娘には進路先聞かれたら、将来に向けて勉強しますって言えばいいよと言うと「わかっているよ~だいじょうぶ」なんて返してくれて逞しいなとこっそりと思っている私です。

私が18歳の時は短大受験で周りの子も進路でナーバスになっていたり、すごくしんどかった。もちろん令和でも18歳は進路選択で大事な時ですよね。

でも、18歳だけが進路を考える大事な時ではないんだよってことSNECのみんなは理解しているのかもしれない。

自分がどのように自分と向き合い生きていくか?を高校生活の中でたくさん先生や仲間と考えてきたんだろうな。

これからは何歳でも「がんばってみたい」と思っている人を社会がサポートできるような国になればいいなぁ。

そんな私も49歳にしてがんばってみたいと思っているので娘と一緒にやりたいことを追究していこう!かな?

この記事は本当は夏に書いていたのですがやっと投稿することが出来ました。今SNECのみんなはマイプロ提出期限に追われています。
皆揃って卒業できますように。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
ではまた!


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