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赤ちゃんとウンチとオムツ外しの持論

育児において「オムツ外し」はかなり大きなテーマの1つだと思う。
オムツが完全に外れたとき、1つの時代が終わったと感じるほど。

さて、私には2人の子供がいるが、オムツ外しにはそれぞれのストーリーがある。

第一子の娘は赤ちゃんのときから便秘体質。
0歳のころからウンチが固くて、一時期小児科でマグネシウム(ウンチを柔らかくするお薬)を処方してもらっていたほどだ。
かなり立派なものを出すので、1歳を過ぎるころには完全に便意を理解していた娘。
しかも、ウンチがかったいので、オムツをしたままだとフタ状態で出せないから、娘の便意を感じると仰向けにさせ、オムツを開いて一緒に「う~ん。う~ん。ウンチ出ろ~!」って応援しながらウンチをしていた。

で、ある日「これって、トイレでさせた方が早いんじゃないか?」と思い、2歳になったころ思い付きで補助便座付けたトイレでウンチをさせると一発成功!
この日から、ウンチだけはトイレでするようになった娘である。

「ウンチがトイレでできるなら、おしっこもいけちゃうんじゃない?」と思った私は、あたたかくなった2歳3か月ごろにトイトレを開始。
第一子で時間も気合もあったので「さぁ!いくらでも漏らしたまえ!」と思って開始したトイトレだけど、全然おしっこの感覚が開かず1週間で断念。
その後、夏の終わりごろに再開し、日中のオムツは2歳10カ月くらいで外れた娘だけど、夜はたっぷりタイプなので、夜だけオムツ生活が3歳の夏まで続いた。

一方、息子は生まれたときから快便タイプ。
便秘体質の娘を育てた後だったので「え?また君はウンチをするのかい?」とビックリしたものだ。
あと、男の子のオムツ交換が楽なのには感動した。

そんな息子は第二子の気楽さと4月生まれという時間的余裕もあり、3歳になるまでオムツを外す気ゼロの私。
3歳を過ぎてGWのお出かけも終わったころ、「じゃぁ、ボチボチやりますかね~」とオムツ外しを開始。
さすが3歳は膀胱が立派に発達していたようで、1週間ほどでオムツ外し完了。
ただし、ウンチはてこずった…。

娘とは違い、「ウンチ出る」と思ったらもう出てるくらい快便の息子。
しかも、ウンチはスタンディングスタイル。
「きばってる!」と気づいたころにはもう出ている。
なので説明してトイレに座らせようとするが、なにせ彼はスタンディングスタイルが基本なので、座って何していいのかわからない様子だった。
夜も順調に外れたが、息子は「ウンチだけオムツ問題」があったのだ。

さて、どうしたものかなぁと思っていたある日、息子とお風呂に入ろうと先に脱がせて洗い場で待たせていると、なんと気張り始めてしまった。
「あ!ちょっとまって!」と思った瞬間に、立派なウンチがころん。
それを見た息子がなぜか号泣。

恐らく、今までずっとオムツでウンチをしていたから、びっくりしたんだと思う。
「僕の体から謎な物体が出てきた!!!」という恐怖で泣いているようだった。

ああ~そうかぁ。
息子はそもそも、ウンチが何たるものかよく理解してなかったんだなぁ。

とりあえず裸で泣きじゃくる息子をなだめながら「これがウンチよ」と説明して片付ける私。
「立派なのが出たねぇ」と褒める余裕があったのは、第二子だからだろう。

このウンチ事件をきっかけに、息子のオムツ外しはググっと進んだ。
オムツにウンチをしたら、それを見せて一緒にトイレに流しに行き「トイレでしたほうがお尻も汚れないし気持ちいいよ」と説明。
ウンチたるものを理解した息子は、その後トイレでウンチ成功。
たまたま家にいた娘と一緒に「すごいすごい!」と褒めたたえ、すっかりその気になった息子は、ついにオムツ外しを完了したのである。

同じ親に育てられても、子供って結構違う。
オムツ外し1つとっても、体質や個性の差が見られるものだ。
オムツ外しにプレッシャーを感じる親は多いと思うが、振り返るとちょっと面白い思い出になっているものである。

ツイッターで見た育児2コマ漫画でふと思い出したので、我が子のウンチとオムツの話を公表してみました。

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