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良い職場には余裕がある

私の近所にあるスーパー(大手チェーン)は、どの店員さんたちも丁寧で笑顔が多くとても感じが良い。
人も充分に配置され、いつ行っても店員さんたちに余裕を感じられる。

そんなスーパーだが、正月三が日はずっと休店だった。
年始最初の営業日の4日、早速そのスーパーに買い物に出かけた私。
午前中の早い時間だから店内は空いていて、店員さんたちが新年のあいさつをしていて、とても和やかな雰囲気が漂っていた。

実に良い。

私の単なる推測だが、いつも充分に人を配置されているので、急用や急病(家族含む)などで2~3人が突発的に休んでも、びくともしない体制なのではないかと感じる。

「いざというとき、いつでも休める」

この心の余裕は絶大だ。
それに加えて、正月3日間バッチリ休んだからこそ、新年初日に笑顔で仕事ができるのではないか。

などと思ってしまう。
もしも、年末年始関係なくずーーーっと店開けてたら、1月4日なんて店員さんたち疲弊と不満が溜まって、笑顔も減ってしまうのでは…。

アルバイト時代、私は某ファーストフード店で働いていた。
バイト大好きな人たちは喜んで大晦日も正月も出るが、少数派なので社員の人は人材確保に苦労しているようだった。
(なお、私は正月は絶対休みたい派なので、どんなに頼まれても断った)
断れない人は渋々引き受けていたけど、当然不満は溜まったはず。

店に関わらず、属する人たちに余裕があるかないかで、職場の雰囲気は大きく変わる。
いわゆるブラックな職場はもちろん笑顔は少なくなる。
体調崩して休むのは当然なのに「申し訳ない」と心労し、周囲も余裕がないから殺伐としてしまう。
人を増やさないトップの責任なのに、自分が忙しいのはあいつのせいだとついつい攻撃的になりがちだ。
暇すぎる職場もある意味しんどいが、ブラックよりはずーーーっとマシである。

色々な職場を渡り歩き、良い職場はそこにいる人たちの心の余裕が違うなと感じる。
経営がうまくいっているからこそ人材を十分に配置できるというのも大きいかな。
あと、常にパツパツカツカツにならない工夫をトップも現場の人もしているからこそ余裕が生まれるのだろう。

今私が働いている派遣先も、良い意味で余裕があると感じる。
正社員の方々は責任も重いし忙しそうだけど、継続的に中途採用している模様。
派遣社員も臨機応変に随時増やしている。
ぶっちゃけ、今の私のポジションも、正社員たちに余裕を作るためのものだし。
それで全然良いと思う。
私が追加されることで、職場に余裕が生まれるなんてすばらしいことだ。
その程度のポジションなので、私自信も非常に余裕がある。
余裕ある同士の関係って、自然とお互い感謝の気持ちが持てるだよね。
何もしなくても優しくなれるというか。

まとまりがなくなってしまったが、良い職場には働いている人たちの時間・体力・心の余裕があると感じる。
余裕って大事だなぁとしみじみ思うのでした。

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