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アプリにおけるリテンション率をどうにかしたい件

*本noteは、ポイント/アイテムのあるアプリPublisher向けに書かれました
*約2,000文字で、平均5分で読めます

コストをかけてとにかく多くのユーザーを獲得して喜んでた。しかし、9割のユーザーはたった一週間でアプリを開いてくれない。プッシュメッセージを送ったり、くじ引きをやったりしたが、反応するのはごく一部。

あなたのアプリをより使ってもらうため、他できる手口はないのでしょうか。

1.新規獲得より離脱防止が大事なわけ

大容量化が進み、アプリ棚は大きくなった
経済メディアMKによると、2016年30gbだった平均ストレージ容量は、2019年100gbまで増えてきました。AppleがiPhone 8から64gb以上のストレージ容量しか発売してなかったのも大きく影響を与えたでしょう。

iPhoneの最適なストレージ容量の選び方を解説!_おすすめの容量はどれか?___モバレコ_-_SIM・スマホの総合通販サイト

以前より大きいアプリ棚を手に撮ったユーザーはアプリインストールに対する抵抗感が低くなり、App Apeの調査によると2018年9月現在、日本人は1人あたり80個のアプリを持っていると言われてます。

PayPayを筆頭に現金バラマキも新規競争に火付け
特にポイントや電子マネー系のアプリでは、新規ユーザーを獲得する競争が激化し、今まであまり興味のなかったユーザー層にもインストールしてもらえるようになりました。

そのアプリ、棚に眠っているかも
せっかくインストールされたアプリですが、持っているアプリの中で頻繁に使われるのは全体の10%にも満たないと言われております。App Apeの調査でも月間で約30%のアプリしか開かれないというのがわかります。

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使わなかったらすぐアンインストールされてしまった以前に比べると、まだなにかマシな状況ですが、リテンション向上が大事だと思いながらも、コストに見合う解決策はなかなか見つからないのが多くのアプリPublisherから言われることです。

2.むりくり引っ張ってもユーザーは去りゆく

1.プッシュメッセージ
アプリを開かないユーザーにもリーチできるため、リテンション施策といえば、プッシュメッセージを思い出す人も多いです。

フレンドリーな文面の通知、カスタマイズした内容の通知、GPS情報を活用したクーポン提供など。工夫されたプッシュは、アプリの存在を忘れかけていたユーザーを取り戻す大事な役割を果たします。

ただし、文字通り「Push」する施策であるため、やり方によってはアプリを消す決定的な理由にもなります。実際、様々な調査でめんどくさいプッシュメッセージのせいでアプリを消したという経験が多いことがわかります。

ユーザーに送ったラブレーターが、別れの原因になるって悲しいですね。

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2.スロット、くじ引き
メージャーなポイント事業者を中心に行われている施策で、人はギャンブルに弱りもんですから、一定の効果はある手段ですが、ここにも2つ課題があります。

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1つ目はユーザー学習に連れ、効果が薄れてくる問題です。引いても当たらない‥ 当たった!と思いきや、ものを買わないといけないことが繰り替えると、最初は反応したユーザーもだんだん反応しなくなります。

2つ目はコストの問題です。自社ポイントであっても、原資が必要となってくるので、そのROIを読みづらくなります。

3.気軽くポイントを貯めさせ、アプリ利用を習慣づけ

ここでご紹介したいのが、ユーザーの手間をあまりかけず、ポイントを与えるリワードディスプレイ広告です。

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リワードディスプレイ広告とは
1.ユーザーが広告キャンペーンをクリックすると、ポイントをGet
2.ポイントを貯める経験が重なり、利用頻度Up
3.原資は広告収益で賄うので、ユーザーマケのCostDown

くじ、スロット、クーポンなど。かなりのアクションを求める施策とは違い、ライト層にも動いてもらいやすいのでより多くのユーザーに影響を与えます。

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リテンションと収益化を同時に改善
一般的にアプリ内のDisplay広告は、Publisherの収益のためにあるものであり、ユーザーには邪魔になる存在なので、必要悪とされますよね。

リワードディスプレイ広告にリプレースすると、ユーザーにポイントを与えながら、広告収益を得られるので、広告がユーザーを育てるようになります。

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導入アプリの月間起動回数_平均10.8回
まだ日本では導入されたばかりのプロダクト(SDK)ですが、アメリカ・韓国・台湾で様々なポイントアプリに導入されています。

2020年3月現在、リワードディスプレイ広告を導入したアプリは毎月10回以上起動され、ユーザーがアプリを利用するきっかけにもなっています。

アプリのリテンション向上施策としてご検討いかがでしょうか。




僕は、こちらのSDKを日本のアプリPublisher様に
提案から、導入・運用まで担当しております。

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