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からしに必死【日々のこと】

今日まで、家にからしの予備が2つあった。
つい先ほど、1つになった。
普通に100円のチューブのからしです。

妻は辛い物が苦手で、からしは全く使わない。
私はおでんやトンカツ、シュウマイなどで使っている。
とはいえ、激辛好きというわけでなく、使う量は毎回ほどほど。
おまけに、使い残しというものが好きではないので、出す量を気にする。
食べる量は同じでも、普通の人よりも使う量は少ないかもしれない。

マヨやケチャップ、しょうゆであっても、皿にべっちょり残っているのが
嫌です。洗う時に、流すのもスポンジにつくのも嫌い。
出した分は食べ切りたい・使い切りたいタイプ。
むしろ、食べる分・使う分しか出さないタイプ。
食べ終わりがキレイなタイプ。
洗い物を汚さないタイプ。
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言いたくなかったが、ケチなタイプ…
まぁそういうことで、冷蔵庫のからしもあまり減らない。

半年前に、妻とそれぞれの買い物が被り、急に2本になったからしの予備。
「こんなことまで、気が合うんだねぇー!」
なんて、その時はおどけて妻の機嫌をとる余裕がありましたが、
そろそろ、からしの期限に余裕がなくってきております。
とはいえ、私は賞味期限をそこまで気にしないタイプ。
特に調味料と缶詰に関してはほとんど気にしないタイプ。
消費じゃなく賞味だとか言うタイプ。
メーカーの期限設定はかなり早目の設定だとか、しかも、元々長い期限の
ものだったら、切れて以降も相当長くて大丈夫だとか、言い出すタイプ。
からしなんて所詮は薬味だ、毒消しみたいなもんだからワサビもショウガも全部まとめて全然大丈夫と決めつけるタイプ。
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認めたくなかったが、ケチなタイプ…
まぁそういうことで、予備のからしなんて全く減らない。

やっぱり、

言いたくない!認めたくない!
ケチなわけじゃないと言いたい!自分だけでもそう思いたい!

無駄にすることがすごく嫌なだけなんです。
お腹の中に入れば、無駄じゃなかったと思えるんです。
お腹の中に入りさえすれば、時にはたくさん使ったとしても、
納得も満足も出来るタイプなんです。

在宅の私は、昼ごはんにハムやタマゴのトーストを作ることがあります。
なので最近は、パンにからしを存分に塗りたくって食べております。
パンはいいです。皿と違って、全部お腹に入る。
キレイでいいです。洗い物で流すこともスポンジに付くこともゼロです。
塗るスプーンのからしですら残らないほど、パンの角でこそぎ取る。
予備が2本あるけど、気がつくとチューブ本体を切ってまで、
スプーンでこそいで角でこそいで、必死になって塗りたくる。
そうしてようやく、冷蔵庫のからしが今日、私のお腹に入り切りました。

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納得してます、満足もしてます。

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まだ、丸々2本あることにも気づいています。
明日からも、食べていきます。

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男、40代。
連休明けから、私は何を必死にやって、何を必死に書いているんだろう…
からしをつけ過ぎたせいか、今頃になって、泣ける。

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