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漏れて、落ちて、漏らす【日々のこと】

週頭、浴室天井の点検口から水が漏れてきた。昨夏にもあった上の階からの水漏れです。その時は管理会社に連絡、専門業者が来ての点検後、上の階の入居者と後日予定を合わせてから再点検をして修理と進んでいきました。この再点検が手こずりまして上の階で水を流せど流せど我が家には全然漏れてこない。上の浴室のあらゆるところに水を流し続けては、ようやく1時間経った辺りで漏れ落ちてきました。変な話ですが漏れてホッとする私と業者。そして、おそらくはコレだろうという上浴室の亀裂を補修して終了。「ご安心ください。もう大丈夫です。」という感じではなく「それらしき箇所は一応補修しましたので、また不具合ありましたらご連絡を。」といった感じで前回は終えました。

その後、漏れる水こそ見ていませんが、たまに天井がポツポツと鳴ったり、点検口の下だけが乾き切っていないことが間々ありました。そして久々にちゃんと漏れ落ちる水を目の当たりにしたので数か月ぶりに連絡。水漏れから二日経った昨日、点検に来たのは業者ではなく管理会社の担当者でした。

私はこの担当者のことは好きです。感じは良いし連絡も早い。話も通じれば説明も分かり易い好人物です。でも、業者ではなく貴方自ら?とは思ってしまった。そんな疑問には気づかぬ顔で担当者は点検口を開けて天井裏を覗き込んでいる。水漏れ状況を私から聞きつつスマホのライトを照らして点検すること20分。「乾いてもいますし痕跡が無いので全く判らない。」らしい。「やっぱりねぇ…」と思いつつも、撮影した水漏れ動画を見せながら、その日の落とし所を二人で探っていました。

担当者自らが点検に来た理由は何となく解っていたんです。今回は出来れば業者的な判断は避けてギリギリまで上の階を絡めたくはないのでしょう。上の階は最近入居したばかり。一週間と経たずに下へ水漏れをしているので確認させてくださいではバツが悪過ぎる。何とかならないものかとひとまずは様子を伺いに来たのだと推測しました。我が家の権利として業者にも見てもらってとは当然言えるのでしょうが好人物を困らせることに少し悩みます。結局「次に起きたら水漏れしている天井裏を撮影しておくので、それからの話にしましょうか。」と私から提案して帰って頂いた。バツの悪さが上に無くなるまでの間、しばらく水漏れも再発しないでくださいと下で願います。

水が落ちるのも我が家、昨日の落とし所も我が家、困っままで気落ちが続くのも我が家です。noteで愚痴くらい漏らしても構いませんよね…

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