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情景描写

2024/4/21
久しぶりにnoteを前にした。日記を書くことは癒しではあるけれど、怖くもある。考えすぎてしまって思考から抜け出せなくなるのが怖くて、しばらくnoteから離れていました。

「月がきれいですね」という言葉がある。翻訳すると、「あなたが好きです」。

自分の気持ちを掘れば掘るほど恥ずかしくなる。自分のナルシストさに気持ち悪くなりそうにもなる。

たとえば、「私は、Aさんに〇〇と言われて困った顔をした」、という文章の気持ち悪さ。こんな文章はあまりないけれど、自分で自分の顔をまじまじと見るような恥ずかしさがある。

相手に直接的な物言いをするのも恥ずかしい。たとえば、「髪切ったんだ~」と一言話しかけてみること。

「月がきれいですね。」「そうですね。」
二人並んで月に向かって話しかけてる。直接的な対話は避けている。でも、お互いの気持ちは通じている。

月の言葉に「好きです。」が詰まっていなかったとしても、目の前の景色に対して、すてきだねぇと言い合えたらいいなと思う。

自分の気持ちをストレートに表現することが苦手でも、自分の目に映っているものを言葉で情景描写できたとしたら、無理して真正面から自分の気持ちと向き合わなくても、なんとかなっていくんじゃないか。むしろこっちの方が、自分という鉄格子に閉じ込められて身動きが取れなくなることも減るのではないか。








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