川柳について語る会・のんびりあん編(2)

 2023年1月21日、雪上牡丹餅さんと西脇祥貴さんのツイキャス「川柳について語る会」にお邪魔してきました。 その2
 https://twitcasting.tv/c:twit22casting/movie/757194274

句集から何を学んだのか?
 「そのまま丸ごと受け入れた」ここも何だか、はぐらかした感じに聞こえますね、私。もう少し、こまかく。
 あらためて当時を振り返ってみると、2019年の卑弥呼(の里誌上川柳大会)前は、学ぶっていうより、浴びている感じ。もっと、もっと、もっと、もっと、次っ、次っ、次っ次!って。
 なので、質問の答えとしては、「川柳の面白さ」てことになるでしょうか。

「よくわかんない」は、無かったんですか?
 
「わかんないものだとしか思ってない」ホンっトに愛嬌のない答えでヤんなりますね。補足、補足。
 わかるように書かれているはずの説明書でさえ、わからないことがある。いわんや川柳をや、ってやつですね。省略されていたり、飛躍があったり、そりゃあ、わかんなかったとしても不思議じゃないよね、ってことです。

 とりあえず保留、の~んびりと。
 名句といわれるのは、過去に多くの人を虜にしてきた「何か」があるから、だと思うんですね。今の自分にはピンとこなかったとしても。
 もっと言えば、別に名句であろうとなかろうと、書かれて発表されてるってことは、やっぱり「何か」あるんだろう、って。ただ今の自分にはピンときていないだけで。

 あとは、岡本太郎の「なんだかわかんない」ですかネ。
 とっても誠実な態度だと思う。「わかるぅ~」なんて言われるより。

 とはいえ、書く側の「わかってほしい」、読む側の「わかりたい」という気持ちは、それはそれであるよね、って思います。
 だから、「わかんなくていい、わかられなくていい」って完全に割り切っちゃうのは行き過ぎかなあ。

 あ、思い出した。そうやって保留にした句の一つが、

 妖精は酢豚に似ている絶対似ている  石田柊馬『セレクション柳人2』

 でした。はい、我ながら絶望的にセンスないですね。
 だって、しょうがないじゃない。私のただ一つのNGワードが「絶対」なんですもの。
 でもさ、見事、石田さんの術中にはまっちゃったって意味では、良いお客さんじゃない?

 ほんで、後々そこから助けてくれることになるのが、川合大祐さんが川柳スープレックスに書かれていた『これは、「似ていない」と言っているのも同じ』という一文。https://senryusuplex.seesaa.net/article/419148034.html



 
 


 


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