句歴を掘り返せ のんびりあん 編(7)

 2020年2月23日、市内で新型コロナ感染者発生のため、地元の川柳大会が中止になりました。事前投句でしたので発表誌は出せました。

 3月1日 pre-zone句会第1回テスト句会 課題「浮」

 ○。〇゜〇チョーソカベ どきな重力
 あしたには浮名を流す内裏雛
 (しまもと莱浮)

 6月5日投句締切 第10回「現代川柳」川柳大会 誌上句会 第74号発表
 (祝 藤七郎 名義) 

 父だろう余分に貼ってある切手     「届く」黒川利一選
 金魚草剥がれて星図折りたたむ     「遠い」渡辺美輪選
 降りてくるシャボン玉まだ話せない   「雑詠」茉莉亜まり

 20年くらい前だったかなぁ?時実新子さんがNHKで川柳の番組をやってらしたのを見た記憶があるような、ないような。

 痛いとか痛くないとか書くカルテ   『恋人よ』渡辺美輪
 揺り椅子を漕いでひとりへ降りてゆく 『雫が海となる神話』茉莉亜まり
 ターコイズ祈りとなっていくブルー  『あんた』徳道かづみ

 以上、2年目は駆け足で振り返りました。
 3年目は、コロナ禍をいいことに、ネット句会と資料の収集を中心に、時々ほかにも投句するって感じでしたかねぇ。

 そして迎えた2021年6月、小池正博さんから、「川柳10句をご寄稿いただけないでしょうか。」のメールをいただく、という次第で。
 


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