川柳について語る会・のんびりあん編(1)

 はい、また長くなりそうなので(1)としました。
 2023年1月21日、雪上牡丹餅さんと西脇祥貴さんのツイキャス「川柳について語る会」にお邪魔してきました。雪上さん、西脇さん、ありがとうございました。
 https://twitcasting.tv/c:twit22casting/movie/757191367

 雑談ということで、かなり失言もしたのではないかと心配ですし、補足などしておきたいと思います。

最初書けなかったのに、なぜ、また書こうと思ったのか(1)
 2019年8月、私が投句できなかった「全日本川柳2018年熊本大会」の発表誌を読ませてもらいました。
 特にジュニア部門が衝撃でした。

「豊か」高鶴礼子選
 北九州一九六〇もどさない   吉見波穏 (小5)

「座る」平井義雄選
 本当は君のとなりに座りたい  一明こころ (中2)

「パワー」大野征子選
 今年こそ壊してやろう握力器  木村玲菜 (中3)

 なので、最初、小中学生に川柳を教わった、と言えるのかもしれません。

最初書けなかったのに、なぜ、また書こうと思ったのか(2)
 
そういえば当時、新聞川柳には目を通していたんでした。
 それで、自分は書けもしないのに、おもしろいとか、おもんないとか好き勝手言ってて、ふと「他人様の句にあーだこーだ言ってて、テメーは書けんのか」と。で、「あー、これは自分も書かないとフェアじゃないかも」って気持ちが、どっかにあったのかもしれません。

本当に句集を読めば川柳が書けるようになるのか
 
雑談では、句集に目を通せば川柳が書けるようになる、と聞こえたかもしれないので、もう少しこまかく。

 少し変なことを言います。
 それは、他の人の句を読んでいるときから、もうすでに自分の句を詠み始めている、ってことです。
 たとえば、句集の帯とか紹介文に書いてある句を読んで「面白いな」って感じたときは、何か自分の中にも近しい要素があるのかもしれない。

 また、いまいちピンとこなかった句があったとしても、後々の宿題にしちゃえばいいし、そうじゃなければ、チッチキチーの法則を発動させちゃう。
 また変なこと言ってますけど、「それは無いわ」「そんなヤツおれへんやろう」ってことです。伝われ~。

俳句はされるんですか?
 
雑談のなかでは、「季語が面倒」みたいに言ってます。
 これに限らず、全体に進行を急ごう急ごうとしてますね。反省。
 季語・本字に慣れない、というのはあります。新しく習得しなきゃいけない、というか。なので慣用句の文語は、フツーに使います。
 でも、実作はしませんけど、俳句に学ぼうとはしてますよ、これでも。

推敲するときに意識することは?
 「気に入るまでする」これもちょっと乱暴ですね。
 違和感が消えるまで、ピタッとくるまで、この句はここで終わりという感覚がきたら、ってところかなあ。
 特にチェックリストのようなものを用意しているわけではない、ってのはたしかです。

 「ダーツって書いていく」そこを言語化しろよ、ってことですね、すみません。視ている、スキャンしているって感覚が強いかもしれません。
 
 

 
 
 

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