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絵本の選び方

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知育に興味を持つとよく耳にする「3歳までに絵本1万冊」。 「せっかく読み聞かせをするならより良い絵本を…」と思うのが親心。 絵本選びの参考になる、さまざまな絵本の選書リストについ…
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#絵本の読み聞かせ

公文教育研究会選定「くもんのすいせん図書」について

子どものために本を選ぶ際の参考にしている「くもんの推薦図書」についてまとめました。 くもんのすいせん図書について「くもんのすいせん図書」は、公文教育研究会によって毎年選定されるもので、一人でも多くの子ども達を読書好きに育てたいという願いから、読書へのきっかけを与え、本への興味・関心、そして読書力を高めていけるように、読書運動に取り組むためのもの。 選定基準 優れた図書の中から、子ども達に人気が高く、内容的にも優れている本から650冊を選りすぐったもの。 各段階ごとの対

児童福祉文化財「こどもたちに読んでほしい本」について

子どものために本を選ぶ際の参考にしている児童福祉文化財「こどもたちに読んでほしい本」についてまとめました。 児童福祉文化財について児童福祉文化財は、こども家庭庁こども家庭審議会によって毎年選定されるもので、3つのカテゴリーに分けられ推薦されています。 絵本や児童書等の出版物については「こどもたちに読んでほしい本」 演劇やミュージカル等の舞台芸術については「こどもたちに見てほしい劇」 映画等の映像・メディア等の作品については「こどもたちに見てほしい映像・メディア等作品」として

全国学校図書館協議会選定「よい絵本」「えほん50」について

子どものために本を選ぶ際の参考にしている全国学校図書館協議会選定の「よい絵本」「えほん50」についてまとめました。 「よい絵本」「えほん50」について「よい絵本」とは 「えほん50」とは 「よい絵本」「えほん50」のちがい どちらも全国学校図書館協議会(全国SLA)が選定しているもので、2016年に「よい絵本」の選定が終了した後、それを引き継ぐ形で2019年以降毎年行われているのが「えほん50」の選定なのだそうです。 「えほん50」が1年間に出版された絵本から選ばれ

全国学校図書館協議会顕彰「絵本にっぽん賞」「日本絵本賞」について

子どものために本を選ぶ際の参考にしている全国学校図書館協議会顕彰の「絵本にっぽん賞」「日本絵本賞」についてまとめました。 「絵本にっぽん賞」「日本絵本賞」について「絵本にっぽん賞」とは 「絵本にっぽん賞」とは、1978年から1992年まで全国学校図書館協議会と読売新聞社が主催していたもので、日本国内で出版された絵本に贈られていた賞のこと。 「日本絵本賞」とは 「絵本にっぽん賞」の終了後、これを継承するものとして1995年から開始されたのが「日本絵本賞」で、絵本芸術の普

日本国際児童図書評議会選定「おすすめ!日本の子どもの本」について

子どものために本を選ぶ際の参考にしている日本国際児童図書評議会(JBBY)選定の「おすすめ!日本の子どもの本」についてまとめました。 「おすすめ!日本の子どもの本」について「おすすめ!日本の子どもの本」とは、日本国際児童図書評議会(JBBY)が2018年から毎年発行している、海外におすすめしたい日本のすぐれた子どもの本約100冊を選定したブックガイドになります。 もともとは、2015年から毎年発行されている英文で紹介する Japanese Children’s Books

ミリオンセラーの絵本を一覧で確認できる「ミリオンぶっく」について

子どものために本を選ぶ際の参考にしている取次会社トーハン発行「ミリオンぶっく」についてまとめました。 https://www1.e-hon.ne.jp/content/cam/2024/millionbook.html 「ミリオンぶっく」について「ミリオンぶっく」は、書籍問屋の大手である株式会社トーハンが2006年より毎年発行している小冊子です。 各出版社のミリオンセラーの絵本(日本国内で累計で100万部以上発行された絵本)が全て掲載されており、全国の書店店頭で無料配布