解放

誰が劣っているとか、優れていくとか

誰が可愛くて誰が不細工だとか。

誰が頭が良くて頭が悪いとか。

そういうくだらないものとは無縁の世界で生きていきたいと思ってた。

大学生は自分と関わりたい人だけと関わっていれば良かったから、そういう意味では他者と比べることなく、生きてこれた。

ただ社会人になってみると、全てがそういうものに囚われていることに気付いた。

自分を見下し、蹴落とそうとする嫌な同期もいるし、

営業で取れる件数が少ないと文句をいう上司もいる。

酒が飲めないというと、「仕方ないよね」と言いながら虐げられ

タバコが吸えないというと、嫌な顔する。

そういう日々の中で、自分もまわりにまけないようしないといけないと思うようになった。

機嫌取るためにいい顔しないといけない。


でも、自分の目標は決してこの会社で昇進することでも、給料をたくさんもらうことでも、ましてや社長になることでもない。

貯金をして、この会社を辞めること。

同じ土俵で戦っては行けない、そう思った。

「やる気のない奴は去れ」

この言葉が好きだ。

自分だけは冷静に、自分の進むべき道だけ考えればいい。

そして、2年後、3年後にくだらない世界からの一時的な解放を目指したい。

一歩下がって、熱いこと言ってる奴を見下して生きてるくらいがちょうどいい。

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