久々にBL商業漫画を買った

以前はけっこう買っていたけど、ドラマが面白くなって最近は落ち着いていた。のだけど最近の図書カードが電子書籍にも使えるって知って、とりあえずランキングの中からジャケ買いした作品の自己記録用記事(今回もなかなか良かった)

※今回買った本は全部ガッツリいたしているよ、、、

25時、赤坂で(3)/夏野寛子

これは続刊が出たので買っただけです。これBL漫画ランキングでは上位なのですが、最初に読もうと思ったきっかけが森深いマイナージャンルで、誰かがあのカップリングに設定が似てるからおすすめ、みたいなざっくりした推薦で買ってみた作品。

↑帯が全てを語っていますが、俳優✖️俳優ですね。
この新人の白崎くんが生まれたてのヒヨコかよってくらいのピュアでピュアゆえに暴走するんですけど、艶っぽいんです。
ドラマで同性愛の恋人の役をするんですけど、作中に芝居の恋人シーンとプライベートの絡みが交錯しててテンポがいい
3巻は白崎くんが俳優として壁にぶち当たって、、、って話でした。
私の中に演じるって感覚がないから俳優ってお仕事は本当に不思議なので、中の人の感情とかも面白いと思える要因です。

宵闇極夜/恋緒ジノ

わかりやすいジャケ買い。王様✖️皇子(捕虜)です。
ちょっと王様が病んでるんですが(笑)この皇子めちゃくちゃメンタル強いんで、いい感じになります。最初買った時は捕虜だから痛かったらそっと閉じようと思ってたんですが、絵のテイストも助けてあんまり痛いことにならなかったので最後まで読めました。受けがメンタル強くて攻めが救われるストーリー好き。

親愛なるジーンへ/吾妻香夜

これは評価で作家買いしている人がいて、私も結構作家買いする人間なので、その人を信用して買いました。社会人✖️ホームレスの青年。

NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない“ジーン"について綴られていた。

ってことで、このトレヴァー伯父さんの若い頃の話なんですが、想像以上に純愛でほっこりした。アーミッシュの青年が出てきて、私には馴染みがなかったアーミッシュの情報がまた興味をそそられました。次の巻も買うと思う。

年上の人/河合あめ

若い時は歳の差なら絶対年上攻めだったのですが、自分が年取ってきたらどっちも行けるようになってきた。完全ジャケ買い、色白眼鏡。帯の通り、年下✖️年上。

急に内定が決まっていた会社が倒産して、地元に帰らざるをえなくなった青年が居酒屋でやけ酒してたところお持ち帰りされて、でも次の日には相手は全部忘れててそっから頑張る話。割と王道。最近このしょっぱなで酔ってお持ち帰りのパターン多いな。みんなお持ち帰りされるほど飲んだらあかんよ。

意外と高い商業BL(余談)

商業BLコミックって意外と高い(そんなに部数でないからだと思う)
でもhontoとかだと25%OFFクーポンとかしょっちゅう出てるので、私は作者には申し訳ないけど、割引で買っている。

商業BL買う人買わない人(余談)

私の周りに腐女子の友達はそこそこ居るが、商業BLに手を出している人は1人くらいしか知らない。
ここでいう腐女子は所謂2次創作が好きな人で彼女たちは本編では描かれないサイドストーリーを考えるのが好きだ、「見えないものをみよ〜として〜」という歌がこの話になるとでてくる。

ちょっと前にTwitterで話題にもなったけど、2次BLは好きだけど商業BLを買わないという人の中に「知らないキャラの萌えに興味がない」という面白い意見があった。本なんて最初は知らないキャラから始まるもんだろう。この感覚は私は感じたことがないのでわからないのだけど、つまり用意されたBLらしいBLキャラには萌えないということらしい。正直これについてはずっと「?」って思ってる。良いとか悪いとかではなくて、新感覚というか感じたことがないので、どういうことなんだろうって思っている。

私はなんでかは分からないけど男女の恋愛ドラマよりしっくりくるのでBL恋愛ストーリーが好き。世間が月9のような王道恋愛ドラマできゅんきゅんするように、BLが好きなので、私は商業誌を買う。昨今は電子書籍のおかげで置き場所や人目も気にしなくていいし気楽でいい。今日も買った本の中から彼の国で実写化してくれないかなぁとか思ったり思わなかったり。