一年の頑張りを称えてこそのサンクスセレモニー
2022シーズン最終戦。
ホーム北九州戦。
J3の銀河系軍団のシーズンもいよいよ最後の試合を迎える。
既に監督含め13人がチームを去ることが発表されている。
岐阜に関わる全ての人が悔いを残すことなく試合終了のホイッスルを聞けることを願いたい。
試合後には恒例のサンクスセレモニーが予定されているが、例年以上にサポーターやスタンドの反応が気になる。
サポーターの気持ちも十分理解した上で忘れていけないのは、トップチームのみではなく全てのFC岐阜ファミリーが参加するイベントだということ。
勿論、クラブの象徴であるトップチームのふがいない成績に不満はある。
多くのサポーターはこの部分についての責任を社長なり強化部長から聞きたいと思っていることだろう。
責任を問われても社長や強化部長は謝罪するしかできない。
より具体的な説明を求めればそれは部下である監督や選手を責めることになる。
平然と人前で部下を悪く言う上司に魅力はないし、そんなクラブで働きたくない。
岐阜にはそんなクラブになってほしくない。
選手もスタッフも持てる力を出し全力で挑んだ結果を素直に受け止め反省し、来シーズンの飛躍につなげるという程度の挨拶で十分だと思う。
セカンドは東海1部に昇格を果たし、アカデミーもそれぞれのカテゴリーで奮闘してくれ、来シーズンもアカデミー出身選手がトップチームに戻ってきてくれる。
そういった部分もぜひサポーターやスタンドにいるファンに知ってもらいたい。
過去最高の営業成績を収めた営業チーム、県内各地で精力的に普及活動を行ったイベントチーム、どんな時もスタジアムを盛り上げてくれたGGGやスタジアムDJ、勝てなくてもスタジアムに足を運んで応援してくれたサポーター。
みんなの一年の頑張りを称えてこそのサンクスセレモニーではないだろうか。
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