迷った・困った・弱気になった時、心の中にだれを召喚するか

皆さんは、つらい・しんどい・辞めたい・どうしたらいいの…などなど弱ったときどうしていますか？

私は日々泥のように寝たりして現実逃避することもありますが、いずれ向き合わないといけないので、そういう時は、頭の中に小人を召喚することにしています。つまり「あの人だったらなんて言うだろう/どんな判断をするんだろう」という『あの人』ですね。

皆さんは思い浮かべる人はいますか？そしてだれを思い浮かべますか。
わたしは松本潤さんです。あとうちの会社の創業者。

一歩踏み込んで気合を入れて、それでも何か伝えないといけないとき、コロナ禍でYouTubeで嵐コンサートの動画を配信したときの松本さんの意思決定の姿を思い出す。お金をかけてDVDを買ってくれた人たちが多くいることをもちろん承知しながら、それでも今の社会に対して自分たちは何ができるかを考えた結果、配信箇所の調整をして、事前にメッセージでも伝えて、それでも全世界に無料で公開する、そして公開した後もずっとコメント欄を読んでいたという姿を思い出すたびに、「いや、あの行動に比べたら、こんなのリスクでも何でもない。っていうかやらない理由が無い」と思えるし、
もうこれはめんどくさいしやりたくない…！と思っても、コンサート当日の明け方まで残って細部までやり抜く姿勢に（演出家ではなく、ステージに立つ5人のうちの1人だからな…）いや、まだできるかも。と思える。

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でもここに書いたことはすべて、自分の解釈と妄想なので、まったくご本人がどう思っているか実際は分からない。
けれど、心の中の小人は自分の心を強く持つためのおまじないなので、それでいいと思う。

だれを思い浮かべるかは、ありたい自分として判断できているのか？自分の行動はありたい方向に向かっているのか？を投影しているだけなので、別に自分がこうありたいと思えて、適切に言葉をかけてくれる想像（妄想）ができる人であれば誰でもいいのだ。

自分が向かいたい方向を見失わなければ、きっと誰かが適切に声をかけてくれるし、それを見失わないほうがよっぽど大事で、大変だ。（あと日常的に松本さんを召喚し続けると自分を追い込みすぎるので、弱った時だけ召喚するのがおすすめ。なんて都合のいい…）

きっと頭の中に小人が思い浮かばなくなった時は、違う段階になったということだし、いつかどこかで別の小人が見つかるので、気長に待つと良いと思う。でもきっと、私の中で嵐や松本さんや創業者は、存在が相対的に小さくなっても、いなくはならないんだろうなとも思う。本当に幸運だなそういう人たちと出会えて。

さて、、仕事するか。