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楽園を探して世界最大のエコヴィレッジ オーロヴィルへ

もしこの世界にユートピアがあるとするならば、それはどんな場所なのだろう。
チェンナイから南へ162キロ。白壁のコロニアル建築が建ち並ぶ美しい街、プードゥチェリーからリキシャーを走らせること30分。
そこにあるのが偉大なるヨギーであり世界的グル(精神的指導者)オーロビントの意思を受け継いで長年にわたり拡大を続けてきた世界最大のエコヴィレッジ オーロヴィル。
ここは世界中の人々が集い、あらゆる主義や宗教、政治、そして国境を越え、平和と調和のもとに住むことの出来るユニバーサルタウンを目指しており、ヒューマンユニティー(人類の和号)をかかげ住民により自由教育、環境再生、奉仕活動など絶え間ない活動を続けてきた。
ここで暮らす人は、この世界があるべき姿ではないと気付いていて、今にも息絶えようとする世界に賛同するか、もしくは生まれようとしている新しくより美しい世界のために尽くすのか、自分自身をよく知っていて、その判断基準をそれぞれが明確に持たなくてはならないという。

以上を踏まえた上で楽園ということについて思いを巡らせてみると、今世界には
スペースシャトルで宇宙へと旅立ちそこに次のユートピアを探しにいこうとする流れと
それとは逆に足元にある大地や自然を改めて見つめ直そうとする二つの流れがあるように思う。
果たしてそのどちらがら古い世界でどちらが新しく美しく世界なのか、今はまだ分かりませんが、いつかこの旅路の果てにその答えを見つけ出したいと思っています。

#auroville
#オーロヴィル

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